トラベル
JAL東京(羽田)−ホーチミン往復 スペシャル運賃 期間延長!
ベトナム・ホーチミンに住み始めてから、いままで意識もしていなかった東京ーホーチミン間の航空券に興味がわくようになりました(笑)アジアは週末+αの日程でも十分楽しめるのでいいですよね。
ホーチミンに興味を持ってもらえる機会もちょっとずつ増えてきた(自分比)ので、旅の手配まわり(特に航空券)については、いい情報が出たらこちらにも載せておこうと思います。
今回うれしいお知らせがでたのはJAL!!
↓ ↓ ↓
JAL国際線割引運賃 スペシャル運賃のご案内
羽田-ホーチミン往復が42,000円〜!しかもなんとこれ燃油費込みです。なんと。
申し込み期間は2015年9月30日までに延長されました(その他諸条件はリンク先からご確認ください)
日程によって価格差はありますが、ホーチミンは滞在費がとにかく安く済むので、総額としてもかなり抑えて旅行できるんじゃないかと思います。物価は日本の1/3程度なので、1万円あればかなりいろいろ楽しめますよ。(ヨーロッパばかり旅していたので、このベトナムの物価はなかなか驚きました。。いまも驚くことが多いですが)
ホーチミンの滞在日数はどれくらいあればいい?
初めてホーチミンに来るということであれば、丸3日間くらいあれば十分楽しめると思います。(個人的にはいつも旅の日程には余裕を持たせたい方なので、+1日あれば尚良し、というところでしょうか。)
<今回のJAL便の場合>
JALの便だと、深夜に羽田発で夜は飛行機で寝て早朝にホーチミン着。帰りもホーチミン発23時台の便で予約すれば、現地2泊ながら実質丸3日間はホーチミンに滞在できるので、このスケジュールだと滞在費用は一番安く済みそうです。
JALは機内食おいしいんですよね。以前東京へ一時帰国する際にひさびさに利用したらなんだか機内食のクオリティがぐっとあがっててびっくりしました。
ヨーロッパへ行くときは経由便を利用してトランジットまで楽しんでしまうというのが結構好きですが、ホーチミンに関してはやっぱり直行便が早くて便利です。スペシャル運賃もたまに出るので、チェックしておくとお得に旅できますよ〜。(直行便はベトナム航空、JAL、ANAが運行中)
Have a nice trip in HCMC!
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
ガイドブックにない体験の数を増やす/海外に住む人に会いに行く旅
今日、東京から友達がホーチミンに遊びに来てくれます。あと数時間後に会えると思うともう楽しみで楽しみで、昨日からわくわくしっぱなし。
いつも東京で会っていた友達なのですが、わざわざホーチミンまでひとりで遊びに来てくれるというのは本当にうれしいもので、これまでも何人か遊びに来てくれたのですが、もう再会の瞬間がいつも大興奮なわけでして。純粋にうれしいんですよね。
せっかく遊びに来てくれるので、予想を超える楽しい滞在になりますように…!
海外に住む人に会う旅はおもしろい
わたし自身、何度か人を訪ねる旅をしてきました。WEBマガジンORDINARYのエッセイで今までの旅についていろいろと書いていますが、その中のひとつは、まさにクロアチアに住む友人を訪ねる、というところから旅を考え始めました。(この時は友人の住む街を含め3都市ほどまわりました)
<関連> ドゥブロヴニクで学んだ ”心の振れ幅” をもっと自由にさせる意味|ORDINARY
これがまあ、楽しかった!
人を訪ねる旅のいいところはたくさんありますが、
・食べるところやおすすめなど、現地に住んでいる人ならではの情報を教えてもらえること
・友人と海外でごはんが食べられる(これ、実際やるとかなりうれしい)
・個人旅行でも行くことができないような体験ができる
・不安なことなど、現地についてからでも相談できる人がいる
などなど。
わたしの周りにも、海外ひとり旅に興味を持っている方が結構います。個人的には「あまり考えすぎず、とにかく行ってしまう!」というのが一番よい方法だと思うのですが、そうは言ってもひとり旅はなにかと心配なもの。そんな時におすすめなのが「海外に住んでいる人に会いにいく旅」。
もし少しでも興味のある国や街に友達が住んでいるなら、いるうちに迷わず行ってみることをおすすめします。ひとり旅の不安も、友達に向こうで会えるー!と思うと、とにかく飛行機に乗ればなんとかなると思えるんですよね。
海外に住んでみて分かる街の魅力がある
何度か海外に住む友人を訪ねる旅に、紹介してもらわなかったら完全に素通りしていたであろうすてきな場所を教えてもらい、忘れられない体験をたくさんしてきました。いくらガイドブックを読み込んでも自分じゃ絶対気づけない場所と体験。
ホーチミンに住んでもう半年経ちましたが、住んでみて分かる街のおもしろさってあるなあとつくづく感じます。こちらには日本からガイドブックを何冊か持ってきてるので、最初の頃はそれを見ながら街歩きをしたりしていました。ただ、おもしろいのはガイドブックに載ってないところなんですよね。特にホーチミンはいま街がどんどん変わっている最中で、どんどん新しいお店もできるし、移転も頻繁、逆に閉店するところも多い。なんだかものすごい循環してるんです。実にめまぐるしい。
住み始めてから、お店の情報などずっとストックしてきているので、もうすごい数になってきてしまっているのですが、ホーチミンにはガイドブックに載っていないおもしろいお店も多くて、そういう場所をどんどん知ってもらえたらうれしいなー。
きっと一歩踏み出せばそこには新しい体験が待っていて、どんな小さなことでもいい経験になるんですよね。そういう意味で、海外ひとり旅で学ぶことが多いし(むしろ学ぶことしかない!)、行く先に友人がいれば一歩が踏み出しやすい。わたしがそんな海外在住の友人にお世話になったことを、今度は逆の立場で。迎える側になってそんな来てくださる旅人さんの一歩を心から応援したいなと思ってます。
Have a nice trip in HCMC!
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
ホーチミン・タンソンニャット空港から市内へ:安全なタクシー乗車のポイント
こんにちは。武谷朋子(タケタニトモコ)です。
今回はホーチミンの旅のきほん情報。空港から市内までの交通手段についてです。
旅に出ると、いつも空港から市内へのアクセスは事前にチェックしておくところですが、ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット国際空港から市内への行き方は、ちょっとコツがありまして。というのも、空港から市内への交通手段は基本タクシーになります。(※列車がないので・・・)
海外のタクシーというと基本ぼったくられる・・・と思って極力利用を控えていたのですが、ここホーチミンではそうもいかない。なんせ、タクシーしかない^^; でも、乗るなら安全に、ぼったくられずに乗りたい(切実)。
ガイドブックにも空港からのタクシーの乗り方はいろいろと書いてありますが、今日は「空港で確実にビナサンタクシーをつかまえる方法」を。ビナサンタクシー(VINASUN TAXI)と言えば、以前市内でのタクシーの乗り方の記事でも書いた通り、安全に乗れるタクシー会社です。車内も清潔。いつもタクシー移動はほぼビナサン一択です。
<関連記事>
ぼったくられないベトナムタクシーの乗り方
ホーチミン市内のタクシーなら「ビナサン」か「マイリーン」の2社のどちらかさえ意識して乗車すれば、まずぼったくられる可能性はほとんどありません(たまーに、ドライバーが道を間違えて遠回りするということはありますが…)じゃあ、空港でもこの2社のタクシーを探せばいいじゃない!ということになりますが、
空港の到着ロビー外のタクシー乗り場には、ビナサンもマイリーンも全然見当たらないんですよ…いつも(泣))
タクシーはいるのですが、市内では見たこともない会社だったり、個人乗用車を改造したような、怪しげなタクシーも。。そういうタクシーはぼったくられる可能性が高いので、カウンターでタクシーチケットを買って事前に価格を交渉する、というのもありますが、交渉も面倒だし、むしろカウンターのお姉さんにも割高な価格を言われる場合だってある。だったら最初からビナサンタクシーを探す方がスムーズです。
ビナサンタクシーの見つけ方(ホーチミン タンソンニャット国際空港)
意外な盲点だったのですが、到着ロビーではなく、出発ロビーを出た所に実はビナサンタクシーの乗り場があるんです。以下、乗り場までの道順です。
①まず到着ロビー出口を建物から出る(ここに客引きや迎えの人たちたくさんいる)
②空港ビルに沿って右側に進む(前方にBURGER KINGがあります)
③ファストフード店手前に「Departure」と書かれた看板があるので、もう一度建物に入る
④すぐ左にエレベーターがあるので上の階にある出発ロビーへ(2階)
⑤エレベーターを出てすぐの出口から建物外にでる
⑥すると、目の前に”グリーン”の制服を着たビナサンタクシーの配車係のお兄さんを発見!
特に看板はないのですが、ポツンとグリーンのシャツを着たお兄さんが1人いると思います。その配車係の人にタクシーを呼んで、と言えばすぐにビナサンタクシーが来ます。簡単!
日本からの直行便だと深夜到着の方も結構いらっしゃると思うのですが、ビナサンタクシーの配車係のお兄さん、少なくとも午前1時まではいることを確認しているので、深夜便で来ても安心して乗れるはずです。
空港から市内中心地・ドンコイ通り周辺あたりまではだいたい15万ドン前後が相場かな、という感じです。
<2015/12/19追記>
最近、到着ロビーのビナサンタクシーを利用する人が増えているのか、乗り場にはビナサンタクシーの他に「VINA TAXI(ビナタクシー)」という別のタクシー会社の配車係もいて、客引きをしています。名前が紛らわしいですが、ビナタクシーの配車係は”黄色いシャツ”を着ています(タクシーの車体カラーも黄色)ビナサンタクシーとは全くの別物です(注意!!)。ビナサンタクシーの配車係のすぐ横にいて「タクシー?」と聞いてくるので、それはスルーして隣の緑のシャツのビナサンタクシーの配車係に直接声をかけてください。知らないと、ビナタクシーの方に乗ってしまいそうになるのでご注意を!
※空港から市内への運賃についての注意※
タクシーは空港使用料が別途1万ドンかかります。タクシー降車時は「メーターの料金+1万ドン」でお支払いしましょう。逆に、メーター料金+1万ドンを請求されても、それは空港使用料ですのでご安心を。(ぼったくりじゃないです)
【運行終了】空港→市内の無料送迎「アオザイバス」
最近知ったのですが、空港から市内への無料送迎バス「アオザイバス」が2015年7月18日から毎日運行されているようです。1日4便のようですので時間が合えばぜひ。ただ、降車場所が市民劇場(オペラハウスの裏側)なので、滞在するホテルから遠い場合だと、そこからまたタクシー・・・になってしまうので、もし降車場所からホテルまで少し距離がある場合だと、やはり空港からタクシーに乗ってしまった方が便利だと思います。
アオザイバスの詳しい情報はこちらへ
http://www.sketch-travel.com/vietnam/special/aodaibus.php
→(注!)2016/5/8で運行が終了したようです。1年弱で終了しちゃいましたね…(使ったことはなかったのですが)
楽しいベトナム旅行を!
(2015年8月時点での情報になります)
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
<関連記事>
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ベトナム通貨とホーチミンでのおすすめ両替方法
ホーチミンの道路事情と道の渡り方
ベトナムの気候と旅行のベストシーズン
最近、日本のTV番組なんかでもベトナムが取り上げられることも増えてきているなーと実感していて、その結果なのか、この夏行きたい旅行先ランキングなんかを見ても、トップ10にベトナムが入ってきているみたい。なんと!(もっと人気出ますように)
さてさて。
海外の旅に出かける時にいつも気にしているのがベストシーズンはいつか?ということ。これ、すごく大事だと思うんです。以前、フィンランドのヘルシンキのベストシーズンについてはこんなことを書きました。
<関連記事>
芝生の上のベストシーズン(フィンランド編)
あえてシーズンオフに行ってその国や街の素顔を見るというのもひとつの選択肢だとは思うのですが、やはり行くなら思いっきり楽しめるシーズンに行きたい。となると、必然的にやっぱりオンシーズンはいつかをいつも調べることになります。
ベストシーズンに行くメリット
・気候が安定している(乾季もしくは晴天の日が多い)
・夜遅くまで出歩ける(日が長い/人が多い)
・お店が遅くまで開いている(観光客が多いので!)
・現地ツアーなど、シーズン中の方が選択肢が多い(オフシーズンは本数が少なくなったりなかったりする)
いろいろ理由はありますが、シーズンに行った方がいろんな選択肢が多いし、なにより同じ時間でも楽しめる気がします。
ホーチミンには雨季と乾季があります
ホーチミンに住んで半年くらい経ちましたが、よやくベストシーズンが見えてきた…!最近よく質問もいただくので住んでいる立場でベストシーズンを考えてみました。(ホーチミンの話です!)
まずホーチミンには「雨季」「乾季」の2シーズンがあります。ガイドブックにはまた違った形で書かれていますが、住んでみて感じる分け方で書いてみるとこんな感じです。(ざっくりですが)
・雨季:6月〜10月
・乾季:11月〜5月
雨季といってもこちらはスコールなので、1日中しとしと雨が降り続くことはありません。降っても1回1時間前後。雨季は観光に不向きなのかなと思ってたのですが、むしろ気温も乾季より下がるしいいかも!と思っています。ほぼ毎日スコールはありますが、時間も限定的なので観光は全然できます。
ベトナム・ホーチミンのベストシーズンはいつ?
基本的に年間30度くらいの街なので、年中夏、と思っていれば間違いないのですが、微妙な温度差があるので、以下を参考にしていただければ。
スコールは絶対イヤという方でなければ、年中いつ来ても楽しめる街です。
でも、旅行は避けた方がいいシーズンがあります
それはずばり「テト」と呼ばれる旧正月の時期。ベトナムの中では年間の中で最も長い休みになり、ベトナムのお正月は旧正月が本番。この時期どうなるかというと、みんな実家に帰省するため街がガラリとしてしまいます。当然お店も閉まるところが多い。人も少ない…。
ということで、せっかく来たのに行きたかった場所もお店もほとんどお休み…なんてことになってしまうので、テトのシーズンは旅行は避けた方がよいでしょう。旧正月は毎年日程が変わるので、都度日程は確認してみてください。
個人的には日本の寒い時期(秋〜冬)がちょうどベトナムの乾季にあたるので、あったかいし、雨も降らないし、ということで「11月〜3月」あたりがベストシーズンなのかな、なんて思います(※テト(旧正月)期間以外)。ただ、上記の通りいつ来ても楽しめる街なので、あまり時期は気にしなくてもいいのかもしれません(ただし、GWのある4−5月は、ものすごい暑さなので(毎日35度オーバー)、暑さ対策だけはしっかりと…!)
楽しいベトナム旅行を!
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
オランダでご当地ビール「TEXELS」を味わう/世界のお酒紀行
旅に出ると、そこで出会う新しい味にわくわくする。
料理はもちろんですが、特にお酒には文化や土地の特徴が色濃く反映されていて、いつも旅に出てはご当地のお酒を飲むことを楽しみにしています。もうこれまで数えきれないほどいろいろ飲んできたのですが、これからはストックの意味も込めて各地で飲んだお酒を「#世界のお酒紀行」と題してちょっとずつアップしていこうと思います。
==
#世界のお酒紀行
最初は番外編としてオランダから。
予想外のストップオーバーで立ち寄った半日だけの滞在でしたが、しっかり飲んできました(笑)
オランダはHeineken(ハイネケン)の本場なので、いろんなお店にハイネケンの看板が出てました。お土産屋さんに立ち寄れば、ハイネケングッズが幅ひろく展開されてました。あらすごい。
そんなわたしですが、ハイネケンは・・・・飲まず、夜ごはんで入ったお店で店員さんにおすすめのオランダのドラフトビールを注文。やはりまだ飲んだことのないご当地ビールが飲みたい!
注文したのは「TEXELS」という銘柄のビール。初めて飲みました。
左の色の薄い方のビールは夏限定のビールということで、とてもフルーティーでライト。でもビールのコクはしっかりと感じられるおいしいビールでした。右側は「TEXELS Skuumkoppe」というシリーズの小麦系ダークビールです。アンバーな色からもわかるように、より苦味も感じられるしっかりとした味でした。このTEXELSシリーズの中では最も飲まれているビールのようです(サイトより)。食事と一緒に飲んでましたが、どちらもおいしかった!
海外で飲むビールってなんでこんなにおいしく感じるんだろう。この一杯が至福のひとときです。うん。
<Information>
TEXELS http://www.texels.nl/nl/bieren/
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
オランダ発のおしゃれな雑貨を買うなら「HEMA」へ!
==オランダ・アムステルダム編(最終回!)
コロッケの自動販売機、チーズ専門店ときて、ようやく食べ物以外のものを(笑)通りを歩いていると、「HEMA」という看板のお店がぽつぽつとありました。雰囲気がよさそうだなと思って入ってみたところ、これがめちゃくちゃすてきな雑貨店!
雑貨店といっても、小さなお店というよりは、ちょっと広いスーパーくらいの広さはある感じ。わたしが入ったお店は2階建てで、2階の一角にはイートインスペースまでありました。なんだ、数時間いられるじゃないか…!
雑貨が中心ではあるのですが、生活雑貨だけでなく、日用品やリネン、そして普段着系の洋服までと、品揃えは幅広かったです。IKEAの家具がないバージョンという感じでしょうか。
オランダはデザインなどのセンスがいいと聞いていたのですが、このHEMAで実感。
いやー、好みです、ここ。
特にいいなと思ったのがリネン類。ベッドカバーがかわいくてかわいくて。普段、なかなかかわいいベッドカバーって見つからないのですが、ここにはあれもこれも!と思えるほどにかわいいデザインのものがありました。
小さな雑貨や食器は1ユーロくらいからのお値段(!)で、ついで買いするには持ってこいな感じ。きけんです。デザインもシンプルで、かなり使いやすそうでした。IKEAやTIGERあたりの雑貨が好きな方には間違いなく気に入ってもらえるお店なんじゃないかな、と思います。
店内が楽しくてしばらく見ていたら「もう閉店です」と言われまして。時計を見たら19時。そう、アムステルダムのお店の閉店時間は19時くらいのところが多いんです。どこも閉店時間になったらぴったりとお店を閉めてしまいます。
日本と比べたら、閉店時間早いよー!という感じもしますが、海外のお店は結構早く閉まるところも多いのが普通(しかも週に1日は定休というところも)。でも逆に考えたら、みんなが早く仕事を終えて、その後ゆっくりごはんを食べられるというのはいいなあとも思うのです。日本だと閉店時間がどんどん長くなる傾向にあったから、海外を旅するたびに、「本来はこっちだよね」なんて思ったり。ま、買い物したい日が定休日だったなんてこともあるのですが^^;
ああ、またHEMAに行きたいな。とサイトをチェックしていたら、パリなど欧州各国にも展開しているみたい…!ヨーロッパの旅のついでにHEMAに立ち寄る楽しみができてうれしいなあ。
<Information>
HEMA
http://www.hemashop.com/
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
〔アムステルダム〕専門店で熟成期間別のオランダチーズ食べ比べ
==オランダ・アムステルダム編
コロッケの自動販売機が楽しかった余韻を味わいながら、メインストリートの一本奥を入ったり、なんとなく雰囲気がよさそうな通りを歩いていてふと出会ってしまったチーズ屋さん。
オランダはチーズが有名だということは、事前情報から知っていたのですが、せっかくならオランダのチーズ専門店も見てみよう!と思って立ち寄ってみました。
お店の名前は「Amsterdam Cheese Company」
オランダのチーズといえば、「ゴーダチーズ」と「エダムチーズ」がメインどころのよう。
アムステルダムにはチーズ専門店がいくつもあって、どこも試食を置いてある感じだったのですが、ここはなんとなくお店の外観と雰囲気がよくてふらりと入ってみました。滞在中に立ち寄ったチーズ専門店はここだけなので他のところとの比較はできないのですが、試食がかなりの種類が置かれていて(嬉!)、ふらりと入ったものの、結構長居しちゃいまして。
だって、チーズがものすごくおいしいから・・!
お店の看板商品らしき、Dutch Goldという熟成期間別の試食をいろいろ試したのですが、味がかなり変わるのね・・・!4ヶ月・7ヶ月・14ヶ月・24ヶ月・36ヶ月と、それぞれ試食してみたのですが、熟成期間が長くなるほどに、味が濃縮されて独特の風味になっていく感じ。わたしは比較的熟成期間は短め(7ヶ月)のものが好みでした。他にも、ローズマリーや唐辛子、ニンニクやマスタードまで練り込んである変わり種のチーズもありました。これはこれでおいしかった!
ゴーダチーズはクセがなくてかなり食べやすいチーズだったので、お家で食べようと、熟成チーズとローズマリー入りのチーズ2種類をおみやげに。(まだ旅の始めなのに重めの荷物追加^^;)※無事にホーチミンまで持ち帰りました
市内中心地にはチーズ専門店がたくさんあるので、見つけたらふらりと立ち寄るだけでも楽しめると思います。ウィンドウのチーズのディスプレイだけで、もうそそられる…!丸っこい形がなんだか好きです。(↓の写真はまた別のチーズ専門店)
チーズの世界、もう少し勉強してみたいな。
<Information>
Amsterdam Cheese Company
http://www.amsterdamcheesecompany.com/en/
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
〔アムステルダム〕FEBOでコロッケの自動販売機を試してみる
==オランダ・アムステルダム編
全くの予定外から始まった今回の旅ですが、ポルトガルの前に半日だけ滞在したオランダの首都アムステルダムで、短い時間ながらすてきなお店に出会いました。
<前回の記事>
アムステルダムセントラルステーションを降りてすぐのメインストリートを歩き始めると、気になっていたコロッケの自動販売機が置いてあるというお店の前を通りかかりました。お店の名前は「FEBO」。
コロッケの自動販売機・・・!!
いやー、斬新すぎる。いい、とてもいい。(こういうの大好き)
次から次へとお客さんがお店に入っていって、観光客向けなのかな?と思いきや、ローカルの人もさっと入ってコロッケ1〜2個を食べたらさくっとお店を出て行く、なんて感じで普段使いしているお店のようでした。いいなーこれ!
創業は1968年ということなので、結構古くからあるお店なんですね。
早速コロッケを食べてみるべく、自動販売機の前へ。コロッケにより値段差はあるけれど、1.6ユーロ(約200円)のものが多かったです。うん、これならおやつにぴったり。
自動販売機の上にコインを入れるところがあるので、そこにお金を投入したら、扉を開けてコロッケを取り出す。とても簡単。結構種類があるので、楽しくなやみます。(みんな自販機の前でなやんでました)
店内にもイートインスペースがあるけど、全てスタンディングのみなので、ほんとさくっと食べるという感じで、店内の回転は早い早い。
ちなみに、「時間経ったらコロッケってまずくなるよね…」という疑問がわいたのですが、扉の裏側から揚げたてのコロッケが随時補充されてたので、いつでも温かいコロッケが堪能できます。これはうれしい。味の方も、チーズが入っていたりなどバリエーションも多く、美味しかったです。
小腹が空いた時とか、甘いものを食べるより全然いいなあ。近くにあったら足繁く通ってしまいそう。
<Information>
FEBO(Amsterdam)
http://www.febodelekkerste.nl/
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
〔アムステルダム〕予定外のストップオーバーで半日だけ楽しむコンパクトシティ
7月上旬からひさびさのヨーロッパへ旅に出かけていました。
行き先は7年ぶり2度目のポルトガル1カ国をゆっくりまわる!・・・・はずでした。
ええ、そうなんです。最初からまさかのハプニング発生。タイトルの通りなぜかもう1カ国行くことになりまして。
今回のフライトはアムステルダムでトランジット(乗り換え)して、ポルトガルに同日着の予定でした。しかーし、まさかまさかの1本目のフライトが数時間待ったあげく当日にキャンセルになって(!)、翌日に振り替え。そして乗り継ぎ先のアムステルダム(オランダ)からリスボン(ポルトガル)行きのフライトが同日の空席がなく、まさかのアムステルダムに1泊して翌朝リスボンに向けて発つ、という、いきなりまさかすぎるスケジュールになりました。
おおお、こんなこともあるのね。。
いままでもこれからも、きっとオランダは行くことはないかな、と思っていたので、ほんとまさかすぎる展開だったのですが、もうこういう巡り合わせでオランダに初入国することになったので、せっかくなら楽しもうと気持ちを切り替えていざ入国!たった半日でしたがオランダ・アムステルダムをポルトガルの前に旅してきました。
想像もできなかった(というより、勝手なイメージを抱いていた)国であり街だったので、いい意味で予想を裏切られる、すてきな出会いがたくさんありました。まずはオランダのことから。(まさか、オランダのことを書く日が来るとは…)
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たった半日でしたが、せっかく行くならとガイドブックを入手し、街の概要を読んでから街歩きをスタート。アムステルダムはとてもコンパクトな街で、中心地には、運河が並行に流れていたりして、その脇を道が通っています。とても歩きやすい街で、最初に街全体の地図を頭に入れてからは、地図なしで街歩き。
ちなみにこの日は7月上旬にも関わらず、気温20度の曇り空(寒)。てっきり夏だと思っていたのですが、ローカルの人はニットを着てる人も。持っていた長袖全て着ても涼しい、いや、寒いー!という感じでした。どんな時でも長袖の服は大事。
まず空港から向かったのはアムステルダム中央駅。東京駅のモデルになったことでも有名な駅です。たしかに、東京駅に似てる!(いや、こちらが元祖ですが^^;)
中心地は、「これぞヨーロッパ」という感じの古い建物も多く、歴史を感じる街並みでした。
一方で、自転車用の道路が整備されていて、自転車で移動するローカルの人も多かったです。環境づくりたのために、自転車中心の街に変える動きが盛んな街であるという話は聞いたことがありましたが、たしかに自転車が多い。しかも、みんなが乗っている自転車がおしゃれ…!
↓駅構内は自転車も乗り入れ可能で、自転車と一緒に歩く人もちらほら見かけました。こういう仕組みになると、自転車の利用範囲も拡大するし、すてきな取り組みだなと。(アムステルダム中央駅構内)
(ちなみに、オランダの人は美男美女がすごく多くてびっくり。そしてうっとり。)
今回はストップオーバー(乗り継ぎ地点で一度飛行機を降りて入国すること)でオランダに入国しましたが、アムステルダムはこのストップオーバーで立ち寄るのに調度よいかも!と思いました。
空港から市内中心地まで20分ほどで到着するし、とにかく中心地がコンパクト。そして街が歩きやすい。
あと1日あれば、ゴッホ美術館やアムステルダム国立美術館あたり行ってただろうなあと思います。さらに時間があればユトレヒトなんかに行ったりするとまたおもしろいのかな、なんて思いましたが、でも半日でも十分楽しめました。アムステルダム市内で美術館に行かなければ、丸1日あれば十分だと思います。
オランダ乗り継ぎ便を使っていくなら、1泊はアムステルダム滞在も、正直ありだな、と今回思いました。ストップオーバー、うまく使うとおもいろいかも!という今回の発見。アムステルダムはストップオーバーにうってつけの都市だと思います。(思い込みっていけないなあ)
いくつか印象に残るお店に出会ったので、次回からその紹介を。
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
ベトナム現地発着ツアー・長距離バス手配:おすすめの旅行代理店
ベトナム国内の旅、思っているよりかなりおもしろくて、他のエリアにもさらに興味が湧いている今日この頃。
もしベトナムの旅で日程にゆとりがあるときは、現地発着ツアーや長距離バスを使って別の都市に行ってみるのはすごくおすすめです。先日行ってきたムイネーでも強く感じたところ。
<関連記事:長距離の寝台バスに乗った時のようすはこちら>
ベトナムの長距離バスと高く積み上がるランブータン
列車の移動が好きなので、どこかのタイミングでベトナムの列車の旅もしてみたいと思ってますが、ベトナム国内であれば長距離バス網がかなりあるので、手軽に行きたい時や安く行きたい時は現地の旅行代理店をうまく活用してバスの旅をすると幅が広がります。
今回ムイネーの旅を手配するにあたっていろいろな旅行代理店のサイトをみたのですが、個人的にいいなと思った旅行代理店を2つご紹介します。
2つとも全て英語のみ(申し込み・ツアー共に)になりますが、サイトからの申し込みも分かりやすいです。また、英語のツアーは多少英語が分かる方であれば、日本語ツアーとはまた違ったおもしろさがあると思います。(他の国のガイドや旅行者と話すきっかけもできたりしますしね。)言語が英語になるだけでツアーやバスの選択肢はぐんと広がりますので、現地ツアーを考えている方は下記ご紹介する旅行代理店も含めて検討されてみてはいかがでしょうか。
①The Shin Tourist
ひとつめはシンツーリスト。ベトナム全土の国内ツアー・長距離バスの手配が可能。全域を網羅しているのでまずはここから気になるエリアのツアーを探してみるといいと思います。日本人旅行者の方の中でも比較的有名な代理店のよう。長距離バスもかなり多くの路線が出ています。写真はありませんが、店舗も大きく明るくて、たくさんの旅行者が訪れて賑わっていました。(バックパッカー街にあるのですが、そのエリア内では一番規模は大きい感じ)
住所:38 Bui Vien Street, District 1, Ho Chi Minh City
https://www.thesinhtourist.vn/
②Viet Fun Travel
ふたつめはこちら。こちらは今回ムイネーの旅でお世話になった代理店。対応もよく、ガイドツアーも含めて内容はすごくよかったです。バスに乗るために指定時間にまず代理店に行ったら、店舗の規模が小さくて若干不安になりましたが…^^; The Thin Touristにもムイネーのツアーがありますが、内容を比較して今回はこちらにお世話になりました。こちらの旅行代理店もツアー・長距離バスも全国カバーしているようです。
住所:28/13 Bùi Viện,Phạm Ngũ Lão, District 1, Hồ Chí Minh City
http://vietfuntravel.com/
——–
バックパッカー街で安宿が多く集まると言われる「Phạm Ngũ Lão(ファングラーオ通り)」に旅行代理店が集中しています。全部見たわけではないのですが、少なくとも上の2社であれば、長距離バスであれば「かなりリクライニングする寝台バス」であることは確認できたので、長距離の旅を考えている方は、よかったらサイトをチェックしてみてください。ホーチミンから行けるエリアも結構ありますよ。
ベトナムの寝台バスは一度ぜひ。
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
ムイネーの”おいしい”を食べる:渋すぎる名物と隠れたお菓子
ベトナムのムイネーの旅のまとめ、今回で最終回です。
最後は食べ物。食いしん坊であるがゆえ、旅先の食べ物は楽しみのひとつ。特にベトナムはここホーチミンもかなりごはんがおいしいので、国内各地の食文化を楽しむのも、旅の楽しみであったりします。
渋すぎてぐっとくるムイネー名物
ムイネーは海沿いの町ということもあり、やはりシーフードがおいしい。海岸沿いには、夜だけ開くシーフードのお店が軒を連ねます。捕れたての魚介類はとにかく新鮮です。どこのお店も似たり寄ったりな感じなので、雰囲気やメニューを見ながらお気に入りのお店を探すといいと思います。※魚によっては「時価」となっているので、オーダーする前に値段の確認をお忘れなく。すごく高いものもありますので…
「海沿い→シーフードがおいしい」というのはまあ、想定内な感じもあるのですが、調べていたら、ムイネーの名物として挙がっていたのが「イカの一夜干し」。
!イカの一夜干しですか・・!
し、渋すぎるじゃないか…!(でもこういうの大好きだ…)
イカまでは分かるけど、”一夜干し”という食べ方がベトナムでもあるのか!とちょっとした驚きと、ぐっとくる不思議な親近感がありました。(わたしがイカの一夜干しが大好きなこともありますが。。)
イカの一夜干しはベトナム語で「Muc mot nang」といいます。ムックモッナン。この料理といえば、とも言われるお店「CAY BANG」に行ってきました。こちらの料理、メニューには1Kgでの価格が書いてありますが、グラム指定でオーダーもできます。1Kgは多すぎますしね…。300gくらい頼むとちょっとつまむには十分な量かと。
イカの身が厚くてふかふか。噛むほどにおいしい逸品でした。間違いなく昼からビールのコースです。
おすすめのお土産(Banh Kep)
シーフードもイカの一夜干しも現地で十分楽しめたのですが、最後にひとつお菓子のおすすめを。早朝のツアーの最後に訪れたスイティエン(Fairy Stream/Suoi Tien)の入口にある「HANH」というお店で買えるこの「Banh Kep」というお菓子。いわゆるベトナムのワッフルなのですが、これ、ものすごーーーくおいしい!
ココナッツミルクを混ぜた生地を焼き、細かく砕いたナッツを生地の中に入れて最後にくるくると巻いて両サイドに重しを置いてしばらく冷まして完成。(←作る工程を目の前で見ていた人)ご家族でお家の奥で朝から作っていました。このお菓子もガイドさんに教えてもらったのですが、食べたらあまりのおいしさに感動して、お持ち帰り用にまた何袋か買って帰りました。こんなたっぷり入って、一袋60円くらいです。(安すぎるよ。。)
ちなみにこのBanh Kep、お店の表にはなぜだか出ていなかったので、知る人ぞ知る(?)ものなのかもしれません。でも、お店の人に「Banh Kep」というと奥からお菓子を持ってきてくれました。
「Banh Kep」というワッフルのお菓子はホーチミンにもあるのですが、このくるくる巻かれてナッツが入っているものは見たことがありません。ガイドさん曰く、この形のBahn Kepはムイネーオリジナルだそう。
割れやすいので日本に持ち帰るのには向いていないかもしれませんが、旅の途中のおやつとしても、すごくおすすめです。このBanh Kepを食べに、またムイネーに行きたいくらい。
海沿いの町でありながら、海じゃないところも(むしろそっちが)楽しいムイネー。ホーチミン滞在で2日くらい予定が余ったらムイネーへぜひ。
<場所>
*イカの一夜干し(Muc mot nang)
Cay Bang
khu phố 1,Phan Thiet,Binh Thuan
*Banh Kep
HANH
63A Huynh Thuc Khang, Ham Tien, Mui Ne
※スイティエン(Fairy Stream)入口のすぐ左に確か2店舗あるのですが、一番左のお店がHANHです(看板あり)
武谷朋子(タケタニトモコ)でした。
ムイネーにある妖精の渓流「スイティエン渓流」でひとりじゃできない体験を
ベトナムのムイネーで参加した早朝のツアー。
最後にしてまたものすごい感動したのがFairy Stream(Suoi Tien)と呼ばれる渓流。事前に調べていて、砂丘と共にここには必ずや行かねば!と思っていたのでした。
渓流の入口でビーチサンダルを脱いで、裸足で渓流を水の流れに逆らいながら進む。
この先がどうなっているんだろう、と思いながら渓流を裸足で歩くのは、本当に清々しいし、わくわくする時間でした。水が濁ってますが、これは水がきれいじゃないということではなく、底が砂なので、砂が混じってこの色になっています。赤っぽいのは砂が赤いから。なので、足に感じる感覚は柔らかい砂と水が混じった、なんとも気持ちよい感触でした。足の裏から感じる感触が楽しいなんて思ったの、いつぶりだろう。
歩いていくと風景がどんどん変わっていく景色。
途中ガイドさんが示してくれた2つのオプション。1つはこのまま渓流を進み、2つめは赤い砂の壁を登って上から渓流を見るというもの。砂の壁が想像以上に急だったのでやや迷ったものの、壁を登る方を選んでいざ登ってみました。
そして見えたのがこの景色。もう、ただただ、すばらしい。
ひとりで来ていたら、この上からの景色を見ることなかったんだろうなと思うと、今回ガイドさんにお願いして本当によかったと思えた瞬間でもありました。
この渓流の最後は小さな滝があるようなのですが、いまは雨季のため、渓流の水深がこの先どんどん深くなるとのことで、途中で引き返してきました(滝自体はそれほどでもないので行かなくても大丈夫、というガイドさん談(笑))。それでもたっぷり1時間くらいこのFairy Streamを楽しめたので、十分満足。
例えひとりで旅をするのでも、ひとりでは行きにくい場所や、その場所についてもっと理解を深めたい時はガイドさんにお願いするのは、ひとつのいい選択肢である気がします。
時には旅を全部をひとりで完結させない方が、よりいい経験ができる、そんな場合もある。
今回のムイネーのツアーは確実にひとりではできなかった経験がたくさんできたので、今後も時には人の力に頼ることは旅の中で続けていきたいと思うのでした。
楽しくて忘れられない体験をさせてくれたベトナム人ガイドの彼女と、またどこかで再会できる日を楽しみに。
笑顔でお別れする午前9時。
<場所>
Fairy Stream (Suoi Tien)
武谷朋子(タケタニトモコ)
〔ムイネー〕朝ごはんは黄色い砂丘の上で
ベトナムのムイネーには、砂丘があるんです。ふたつ。「White Sand Dunes」と「Red Sand Dunes」。同じ砂丘は砂丘だけど、規模も雰囲気も全然違う。ガイドさんが「Red Sand Dunesは規模も小さいし、比較すると…ね…」と言ってたので、行ってみたらそれがすごく納得(笑)
Red Sand Dunes(赤い砂丘)という名前だけれど、実際の砂は赤というよりは黄色っぽいです。そして全然違うと思ったのが、広さと、人の多さ。これでもまだ朝の6時台なのだけど、結構な人、人、人。ここは規模が小さいこともあり、砂の上の足あとがたくさん。砂丘の風紋や静寂を楽しむなら、White Sand Dunesに早朝に行くのがいいと思います。
そんなRed Sand Dunesの楽しみ方。ここで朝ごはんを食べるのがいいよ!とガイドさんに教えてもらいました。White Sand Dunesにはいなかった、屋台が朝からたくさん出ています。
ガイドさんに教えてもらったおすすめが「豆腐」。
豆腐?
朝ごはんにいいよ、と教えてもらったその豆腐は温かいもので、生姜シロップが上からかかっているデザートに近い豆腐でした。(あと、タピオカのようなもちもちしているものが入ってた)これ、ものすごくおいしかった・・・!ベトナムにも豆腐の屋台があるのは知っていたけれど、食べたのはこれが初めて。優しい甘さなので、朝にはぴったりかも。
まさか砂丘で豆腐を食べることになるとは思ってもみなかったけれど、普段では考えられないシチュエーションでの朝ごはんって、なんだかすごく印象に残るもの。予想外の体験ってやっぱりおもしろいし、こういう体験はどんどん重ねていきたいな、と。
ちなみに豆腐を食べるなら、このパープルの服を来たおねえさんの屋台がおすすめだそう。
黄色い砂の上で豆腐を食べる午前7時。
<場所>
Red Sand Dunes
706B Mũi Né tp. Phan Thiết Bình Thuận, Vietnam
※中心地から比較的近い場所にあるので観光客にはこっちの方が人気があるとかないとか。ただ、往復するとタクシー代が結構行くので、やっぱりツアーがおすすめ。
武谷朋子(タケタニトモコ)
〔ムイネー〕白い砂丘で夜が明ける瞬間を過ごす
ベトナムには、砂丘があるんです。砂丘。全くイメージすらなかったけれど、砂丘が好きなので、これは行くしかないと思って行ったベトナムの海沿いの町ムイネー、現地発のツアーに参加したのですが、そのスタートは、White Sand Dunesから。
白い砂浜で夜明けを迎える(White Sand Dunes)
ツアーのスタートは午前5時。まだ辺りは暗い早朝。
ちょっと古めのジープに乗ってWhite Sand Dunesへ。中心地からはジープで30−40分はかかったと思います。道の中盤くらいまでは舗装された道路を走っていたのですが、砂丘に近づくにつれて舗装されていない土の上を走り、朝からガタガタ揺れる揺れる^^; 行く道すがら、牛と牛追いの姿を見かけたりなど、「ああ、ベトナムだなあ」というような光景も見ることができました。
到着してすぐ、もう言葉が出ないくらい感動。
広大な砂丘に、サラサラとした白い砂、そこに段々と陽の光が。
砂丘内は有料でジープで走ることもできますが、砂の感触を楽しみたかったのでわたしは歩きで砂丘の端を目指しました。すぐにビーチサンダルを脱ぎ、やわからかな砂を自分の足の裏で感じながら進んで行く。
いまベトナムにいることが信じられないくらいの、本当にすばらしい景色と時間でした。美しいとはこのことだと思う。夜明けを見ることができたのが、本当によかった。ここはぜひ夜明けか、夕暮れに。
日の出をゆっくりと見たのっていつぶりだろう。足元の風紋、砂丘を照らす光と、人の影。
足の裏で砂を踏みしめた感触が、いまだに忘れられません。
刻一刻と変わる、空と反射する砂の色。色の移り変わりを目の当たりにした贅沢で美しい時間でした。ひとりでも多くの方に、この風景を見て感じてもらえたら。
<場所>
正確な住所はこの地図通りなのかどうか・・・という感じですが、もしタクシーで向かう場合でも「White Sand Dunes」といえば一発で通じます。ただ、このWhite Sand Dunesは中心地からかなり離れているため、タクシーで向かうと結構な料金がかかるはず(おそらく、ツアーで行った方が安い)。現地でも砂丘ツアーは申し込み可能なので、ぜひツアーで。
武谷朋子(タケタニトモコ)でした。
ベトナムの長距離バスと高く積み上がるランブータン
海外の旅はよく行くけれど、ヨーロッパが多かったこともあって、移動に長距離バスを使うことって意外と少なかったな、と今回ベトナムの海沿いの町ムイネーに行くことになって気づいたのでした。
ホーチミンからムイネーまでの行き方
今回ホーチミンから250キロほど離れたムイネーという町に行くのに使ったのは長距離バス。もう、ホーチミンから出発するときに心はムイネーに飛んでいたのですが、このバスに乗り込んだらかなり初めてのことがたくさんあっておもしろかったので、ムイネーへの移動編ということでバスのことを。
ベトナムは南北に長い国なのですが、列車がですね…路線が限られてて(&時間がかかる)ので、便利じゃないんです。そんなわけで発達しているのがバス。ローカルの人も地元に帰るのに何時間もバスに乗って帰るというのはよくあることのようです。
ベトナム長距離バスのお作法
「ムイネーへはバスで片道5時間くらいかかる」としか聞いていなかったので、正直バス乗り場に行くまでどんなバスで行くか全然分からなかったのですが、到着してみたら、こんな大型バスでした。おお、何だかちゃんとしてるし、快適そうな気配もする!というのが第一印象。
そうして乗り込んで一歩目、乗務員のお兄ちゃんに「靴を脱いで」と言われ靴を入れるビニール袋を渡されます。
え、靴、ここで脱ぐんですか・・!
ベトナムの長距離バスによくあるようなのですが、車内は靴を脱いで上がります(なんだか日本的でよいねこれ。)
そして兄さんに言われるがまま指定された座席に移動してみると2つ目の驚き。
座席が2段!ドミトリーを彷彿とさせるような、見事な2段シート。
そして着席してみて気付いた。座席のリクライニング、すごい倒れる…!(いや、強制的に倒れてると言った方がいいのかもしれない(笑))
そして足が入れられるように座席前方にスペースがあるのですが、身長160センチのわたしが足をまっすぐ伸ばせるくらいのスペースがありました。これは、すごい快適。(男性だとちょっと手狭のようですが)
これ、寝台バスでした。午後発の便だったのですが、長距離で寝台仕様だと、移動がかなり楽でした。最終的に5時間くらいかかりましたが、途中普通に寝てました(みんな寝てた)。もう、強制的にリクライニングされて寝そべるしかないので、もう自然と寝る体制に(笑)
さぞかし大変な移動になるのかな、と思ってたこともあって、このベトナムの寝台バスの快適さはびっくり。寝台バスかどうかだけきちんと確認すれば、ベトナムのバス移動の旅、個人的にはありです。
バスの中は観光客ばかりかと思いきや、ベトナムの人も結構乗っていて、バスの荷物入れにバイクを載せている人もいたりで、日常的にローカルの人も活用している様子。
ちなみに、ムイネーまでの5時間の移動中、1度だけトイレ休憩があります。
ホーチミンから出発してから2時間くらいで止まるのですが、まあアナウンスはありません。添乗員のお兄ちゃんが時折しゃべっても、オールベトナム語。そしてベトナム版パーキングエリアな場所で止まり、ドライバーは食事をしたりしていました。
でもね、いつ出発するか分からないんですよね。ああ、ベトナムらしい^^;
(でも、これがじわじわと楽しくなってくる)
とりあえずトイレを済ませ、お店をひと通り見たらバスの乗車口が見えるところにいましたが、どうやら出発するよーの合図はクラクションらしい。ゆるい、実にゆるい。休憩は15分くらいだったかなあ。乗客のみなさんもごはん食べたり、果物買ったり食べたり、思い思いの休憩時間。
「休憩は●●分で、出発は●時●分です」ときちんとアナウンスされる日本のそれとは真逆だけど、これはベトナムらしくておもしろいなあ、と思った瞬間でもありました。
さ、あとは降りるだけ。バスの降車場所はホテルの前と聞いていたのですが、到着20分くらい前になって、なんとなくこのままだと希望の場所で降ろしてくれない気がすると察知して、添乗員の兄さんに必死に住所をアピール。無事に降ろしてくれたのですが、たぶん、あれ、主張してなかったら降ろしてくれなかった気がする^^;降車場所はアピールすべし、という学びを得たのでした。
ローカルの移動手段って、その国の個性があらわれる気がする。客人として丁寧におもてなしされるんじゃなくて、戸惑いながらも習慣が違う中に飛び込んでみると、新しい発見があるし何より楽しい。そんなことを思ったひさびさの長距離バス。
(番外編)
パーキングエリアにあった果物屋さん。今はシーズンということもあり、ランブータンとマンゴスチン、あとはドリアンがたくさんありました。ランブータン(写真真ん中)のイガイガを生かすと、こんなに高く積み上がるというこのディスプレイ、すごいツボ。
武谷朋子(タケタニトモコ)