トラベル
ポルトガル・アゲダの長距離バス停留所と乗車のときに気をつけたいこと
なんだかすっかり暑くなって、これからヨーロッパはベストシーズン。
ここ2年くらい行けていないのですが、そろそろまたヨーロッパに行きたいなあ。と思う今日この頃です。
ここ数年、ポルトガルをおすすめしていることが多いのですが、
ポルトガルの情報って結構少ないんですよね、、わたしも行ったときに下調べしましたが情報が少なかった、、
2015年に行ったときのことは、カテゴリの「ポルトガル」にまとめていますが、
今回アゲダについてお問い合わせをいただいたので、アゲダの追加情報を。
今年も開催されますよ、アゲダの傘のフェスティバル!
以前このブログでも書いたポルトガル・アゲダで開催されるカラフルな傘のアートフェスティバル「AgitAgueda」。今年も開催日程発表されてますね。2017年は 7月1日〜23日とのことです!
いい意味でギャップがすごくてよかったアゲダの街。またのんびり行きたいなあ。2015年にこのアートフェスティバルに訪れた様子はこちらをどうぞ。列車での行き方も書いています。
アゲダ発着の長距離バス、停留所の場所と乗車時の注意
アゲダはローカル列車(単線)があるので、リスボンから列車で行くことができるのですが(途中乗り換え)、海のきれいな海岸都市ナザレを旅の計画に入れているかたはナザレ↔アゲダの移動手段はバスのみです。
そもそも、アゲダはガイドブックに割かれているページ数も少ない上にバス停の場所すら載っていないので、そういえば、わたしもアゲダからナザレに行くときは、バス停を必死に探したんだった。。
まず、アゲダの長距離バス発着所はここです。
住所は「R. Misericórdia de Águeda 146, 3750-115 Águeda」付近。GoogleMapにある360°写真でいうと、正面のレンガ色の建物の向かって二軒左隣がバス停。人がちらほら立っている白い建物です。
Jardim Conde Sucenaという公園までたどり着ければすぐ隣がバス停なのでわかると思います。
アゲダは始発でもないので、時間になるとバスが着て、ドライバーにチケットを見せて乗り込みます。比較的時間は正確だった気がしますが、必ず行き先を確認した上でスムーズに乗り込みましょう。うっかりしてると乗り遅れるので注意…。
あと、停留所では当日のチケットも買えるようでしたが、チケットは事前に予約しておいた方がいいと思います。満席だと乗れないので。。時刻表確認のついでに、ネットでのチケット予約してしまうのが便利だと思いますよ。
来月アゲダに行かれるみなさん、よい旅をー!
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
【移転再オープン】ベトナムカフェ日和:ラ・クレープリーにピザ!?(ホーチミン)
*ベトナムカフェ日和とは?
ホーチミンシティを中心に、歩いて見つけたカフェのあれこれを書いています。歩けばまたカフェがある。そんなベトナム。
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間違いなくホーチミンで一番好きだったガレットとクレープのお店、「La Creperie Saigon」。昨年夏に突然移転のためレタントン通りにあったお店が閉店。移転先探し中です、というお店のFacebookもその後ずっと更新なく、どうなるんだろうーと思っていたのですが、なんと移転先のお店で新規オープンという知らせが。
え、ちょっと待って。新しい店名が、、、、
La Crêperie – Pizza Pie Saigon
(↑お店のFacebookページ)
ぴ、ピザ!?
フランス・ブルターニュ地方の料理やガレットが楽しめるお店だったはずが、なぜにピザ、、、、、
不安は拭えないのですが、以前のクレープやガレットはそのまま残っているようです。現地で確認できていないので、メニューのバリエーションが変わっている可能性はありますが、、ただ、ガレット&クレープ担当のお兄さんが新店にもいることが判明したので、味はきっと大丈夫でしょう、きっと、、、、。
このお店のいちおしメニューは以前のエントリを。
ちなみにわたしが一番好きだったメニュー「Le Sextant」(詳細は↑のエントリ参照)は本当に絶品で、いまだこれを超えるクレープに出会えていません。ちなみに、毎回ほぼ同じもの頼むもんだから、お店のスタッフにも覚えられてたという(^^;)
レタントン通りにあるお店はよく通っていたのですが、ここのスタッフは本当に優秀な人が多くて、おしゃべりが楽しかったなー。ああ、愛しのクレープ。
移転先の新店舗は経営陣からからスタッフから全て変わってしまっているので、昔の名残は食器とあのガレット&クレープ担当の男性くらいかなーという感じですが、次回ホーチミンに行くときにはちらりとのぞいてみようかな。
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<Infrormation>
La Crêperie – Pizza Pie Saigon
98-O Lê Lai, District 1 ← 移転先住所
https://www.facebook.com/La.Creperie.Saigon
[Event]台湾のかわいいシングルオリジンティー琅茶(Wolf Tea)が日本にやってきた!
台湾に行くたびに立ち寄っている、狼がトレードマークのかわいい台湾茶のお店、琅茶(Wolf Tea)。
お茶のおいしさもさることながら、グラフィックデザイナーでもありファウンダーであるArwenが手がけるパッケージアートワークもかわいくて好きなおお店なのですが、なんとこの琅茶(Wolf Tea)が日本でPOP-UPをやるそうですよー!(実はWolf Teaのスタッフから教えてもらって今日知ったのでした!)
Wolf Teaについては、以前書いたエントリーをどうぞ。この記事を読んで台北にあるお店を訪れてくれている方が多いらしく、日本人のお客さん増えたんだよってお店のDavidが前回教えてくれたのでした。うれしいなあ。
話を戻して、今回のWolf TeaのPOP-UP SHOP in Tokyo!
中目黒「BRICK & MORTAR」で開催される ”From Taiwan(フロム・タイワン)”というイベントへの出展だそうですよ。今回、Wolf TeaのArwenとDavidが来日中で、明日のオープニングレセプションでは2人がお茶を振る舞ってくれるそう。お茶飲みたい!というか2人に会いたい…!(どこかで会えるといいなあ)
Wolf Teaのお茶は全てシングルオリジン。緑茶、烏龍茶、紅茶とそれぞれ産地も味わいも異なる個性あふれるお茶ばかり。詳しくないとお茶を選ぶのってちょっと難しい気がするんだけど、Wolf Teaのメニューカードはものすごく工夫されていて、選びやすいんです。今回もきっと店頭にあると思うのでぜひ見てみてください。そしておいしい台湾茶を堪能してみてください^^
また台湾のお店にも行きたいな。
<イベント概要>
タイトル:BRICK & MORTAR / From Taiwan(フロム・タイワン)
会期:2017年2月18日(土)~ 3月5日(日)
12:00-20:00 ※日曜日は19:00まで ※月曜定休
場所:BRICK & MORTAR
東京都目黒区中目黒1-4-4 1F
Tel.03-6303-3300
http://memo.brickandmortar.jp/post/156915805505/from-taiwan
レセプション:2017年2月18日(土) 18:30-21:00
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■ 琅茶 Wolf Tea(ウルフティー)
住所: 台北市民生東路5段36巷8弄23號
営業時間: 13:00 – 19:00
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
ベトナム産アラビカ種の豆で味わうホーチミンで飲めるスペシャルティコーヒー(Saigon Coffee Roastery)
コーヒー豆の生産量がブラジルに次ぐ世界第2位というすばらしきコーヒー大国にもかかわらず、そのまま飲むと超絶苦いという個性あふれるコーヒーなのです。ちなみに、たっぷりの氷にコーヒーとコンデンスミルクが入ったものを「カフェスアダー」と呼ぶのですが(ブラックのアイスコーヒーのことは「カフェダー」と言います)、初めて飲んだ時の衝撃を綴ったエッセイはこちらから。
ベトナムに住んでいて実は困っていたコーヒー豆
ほぼ毎朝、セルフドリップしてコーヒーを飲むのが習慣でした(ブラックで飲む派)。
ベトナムはコーヒーなんてたくさんあるから、現地でお気に入りの豆見つけたらいいよね!なんて気楽に考えてたんですが、まあすぐに困ったのがこのコーヒー事情。
ベトナムコーヒーは通常「ロブスタ種」という苦味のかなり強い豆を使うことが一般的で、そのままブラックで飲もうもんならすぐに胃が大荒れします(自分比)。地元のコーヒー屋さんで試しに買ってみて朝飲んだら、爽やかな一日の始まりが大変なことになったことも…
調べてみたら、いまコーヒー豆では主流のアラビカ種よりロブスタ種の方がカフェインが多いそうで(やはり)。
それからは一時帰国の度にコーヒー豆を調達したり、ベトナムに遊びに来てくれた友達のお土産リクエストに「おいしいコーヒー豆をー!」なんてお願いをしたりしてはそれをベトナムで飲むようにしてました。そんな一方で、ベトナムでもブラックで飲めるおいしいコーヒー豆はないものか…と探していたんですよね。
ようやく見つけたブラックコーヒーがおいしい1軒:Saigon Coffee Roastery
(コーヒー豆の乾燥をしているところ)
日本ではスペシャルティコーヒーのお店はたくさんあるけど、ホーチミンシティでは2015-2016年くらいからようやくお店が増え始めたかなーといった感じでした。そんななかの1軒が「Saigon Cofee Roastery」。ドンコイ通り沿いの古アパートの中にあります(L’Usineがあるアパートと同じ)。
ここは店名の通り自家焙煎もしていて、オーダーをすると1杯1杯目の前で淹れてくれます。
豆は3種類から、抽出もV60/Chemex/Kalita/エアロプレスから選ぶことが可能。この日はカフェラテをオーダーしたのですが、ここのコーヒーはブラックでもおいしく飲めるので、今回豆を持って帰ってきました。
ちなみにベトナム産の豆は2種類売っています(いずれもアラビカ種)。TYPICAとBOURBONの2つ。コーヒーの産地で有名なダラット産100%の豆です。
*TYPICA:酸味がありミルクと合わせるとおいしい
*BOURBON:酸味が少なく、ブラックで飲むとおいしい
ということだったので今回はBOURBONを選びました。しっかりとした味わいですが、胃が荒れることもなくおいしく飲んでます。ようやく!
ベトナムはカフェは数え切れないほどあるけど、意外と困る「ブラックで飲めるおいしいコーヒーがない」事情。Saigon Coffee Roasteryはおすすめの1軒。
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◉Infrormation
Saigon Coffee Roastery
住所:151 Dong Khoi St ( 1st floor ), District 1
営業時間:08:00-18:00
※アパートの入口はアートギャラリーです。進んで突き当りを左、階段を上がって2階になります(ベトナムで1st floorというのは、日本でいうところの2階です)
https://www.facebook.com/saigoncoffeeroastery
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
旅の途中で迎える2017年のはじまり
こんにちは、武谷朋子(タケタニトモコ)です。
2017年が始まりました。遅ればせながら、今年もよろしくお願いします:)
新年はベトナム・ホーチミンシティで迎えました。昨年5月にベトナムから本帰国したので、約7ヶ月ぶりのホーチミン。今回は夫婦で10日間の滞在でした。
たった半年ちょっと、でも離れてみるとたった半年ちょっとでもいろいろと変化がありました。新しいお店、閉店してしまったお店、観光客の変化、街の変化。
今回は短期滞在でしたが、現地の友人や、なじみのお店や知っている街並に再会できたことで、「ベトナムに旅行にいく」というよりは、感覚的には「ベトナムに戻る」に近かったです。こんなにも、自分にとって大切な場所ができることになろうとは、2年ちょっと前には想像できなかったなあ、、、
ここ3年はベトナムで新年を迎えています。本帰国してもまたベトナムで年越ししたい!と思うくらいもうベトナムが大好きで、、こんなにしっくりくる場所になるとは思わなかったなあ、、(しみじみ)
2015年はホーチミン
2016年はニャチャン
2017年はホーチミン(短期滞在)
昨年に続き今年も旅をしながら年越し。
旅に出るごとに新しく繋がる世界にわくわくします。今年もまずは自分が存分に楽しみつつ、海外で過ごす時間の楽しさをひとりでも多くの方に届けられたらと思っています。
そして、今年は大きな変化の年になりそうです。
ご縁がきっかけで自分の気持ちが高まった分野で新しく活動を始めようと、昨年からコツコツと準備してきたことがあります。今年早い段階でリリースしたいなと思って引き続き準備中です。
環境も考え方も大きくかわったこの2年。いま自分がものすごく興味があることに没頭できる環境があるのは本当にありがたいこと。ささ、変化を楽しみながら前に進もう。
実はベトナムに行く前に弾丸で金沢にも行ってきました。移動の多かった年末年始ですが、やっぱり動くと発見があるということをあらためて実感。そんな発見の模様は近々書きはじめますので、よろしければぜひご覧くださいませ:)
武谷朋子(タケタニトモコ)
ベトナムでのフォーの食べ方と食事マナーのお話
偶然見つけて思わず見入ってしまったおもしろい動画。
ZAGATが運営するチャンネルの「How to Eat Pho, a Vietnamese Noodle Soup – Stop Eating it Wrong, Episode 28」というものです。この「Stop Eating it Wrong」シリーズの動画、いろんな国の料理の食べ方を学ぶのにすごく勉強になるんですよ。知っている料理(寿司とか)は、ああ、外国人旅行者だとそこ迷うよね〜。なんて観点で見てもまた勉強になるんです。
そして、そのシリーズに入っていた「フォーの食べ方」。
これがすごく「そうそう!そうなのよー!」とうなってしまったので紹介を。
え、フォーって食べ方なんてあるの?と思われがちなんですが、わたしがホーチミンに住んでから初めて行ったフォーのお店でもちょっと迷ったんです。調味料やら、添えてあるものやらが日本で食べたものと全然違うんですよね。
いや、本場がベトナムなので、日本で食べてたのは本場のものと違った・・・というのに初めて気づいたわけですが(笑)
5分の動画です。まずはこちらをどうぞ。
そもそもフォーと言ってもベトナム北部と南部とでは違う
まずベトナムでフォーといえば、鶏肉ではなく牛肉のフォーが基本です。ベトナム語では「Pho Bo(フォーボー)」と呼びます。フォーといえば、具材は違うものの食べ方は日本で食べるのと同じかと思いきや、北部(ハノイ)と南部(ホーチミンシティ)では、その材料や食べ方も違うんです…!
わたしはずっと南部のフォーを食べていたのですが、南部のフォーの大きな特徴は「香草などの葉物が別皿で出てくる」ことでしょうか。一方ハノイ(北部)のフォーは基本的には全てが入った状態で来ます。別皿に大量に盛られた葉を見ると「もはや野菜というより葉っぱの山」のような感じで、最初見た時にどう扱えばよいか分からずキョロキョロ周りを見ました(笑)
この動画では、香草が別皿で来ているので南部式のフォーですね。
調味料の使い方/野菜の入れ方
動画でも出ていますが、この茶色いタレとオレンジのタレが通常お店にあるのですが、タレを直接スープにかけず、テーブルにある小皿に入れるのが一般的です。(たまにタレを直接かけているローカルの人もいますが)そして、ビーフをこのタレにつけて食べます。スープに入れるというよりは、お肉のつけダレのイメージでしょうか。
茶色いタレは甘じょっぱく、オレンジ色のものはチリソースなので辛めです。
ちなみに山盛りの野菜たちは、適当な大きさに手でちぎって必要な分だけ器の中に投入。全部入れる必要はありません。ちなみにもやしも別皿で出て来ることが多いですが、お店によっては生だったり湯通しした状態で出てきたりと異なります。生の場合は最初にスープに投入してやわらかくしてから食べるのがおすすめ。
あとひとつ、唐辛子(ホーチミンでは青唐辛子のことが多いです)のスライスがついてきたり、テーブルにあったりします。これ、見た目によらずめちゃくちゃ辛いんです。わたしは辛いもの好きな方なんですが、1カケで十分。しかも途中でスープから救出しないととんでもない辛さになります・・・。
これ、知らずにそのまま入れたままにして、最初大変なことになったので、辛党のかたでもちょっとずつ追加するのをおすすめします。動画の中の彼はかじってしまったもんだから大変なことに(笑)
フォーの食べかたまとめ(南部式)
・箸とレンゲを使って具材と麺とスープをまぜる
(基本の牛肉フォーはお肉が生なので、しっかりスープに浸して熱を加えてください)
・テーブルにある小皿にソースを入れる(お好みで2種類)
・一緒に出てくる香草類を手でちぎって器に投入(一般的には、ノコギリコリアンダーと、アジアンバジル、もやしが入っていることが多いです)
・いただきます!(牛肉はソースにつけて食べるとよりおいしいです)
・お好みでライムや唐辛子を入れると味の変化があってより楽しめます(唐辛子は入れすぎ注意!)
自分好みの味に調整しながら食べてみてくださいね。
フォーを食べる時に気をつけるべき食事のマナー(麺類編)
まず、動画の最後で麺をすする場面が出てきますが、現地の日本語メディアの情報だったり、わたしが実際見た感じだと、「麺をすすっている人はほぼいない」ので、やめておいた方がいいと思います。麺はよく食べてましたが、1年半もすすっていなかったので、帰国後に麺のすすり方を忘れて戻るまでにちょっと苦労しました…(あはは)
あと、よくラーメンなどはスープを飲むために器を持ち上げて直接器に口をつける人もいると思いますが、ベトナムでは麺が入っているような大きめの器はまず持ち上げないです。そして、直接器に口をつけるのもマナー的にはNGですのでご注意を!(小さなお椀などは口をつける場合もありますが、麺類が入っているようなスープボウルには口をつけません) スープはレンゲですくって、器をテーブルに置いたままいただくのが基本です:)
慣れるとなんてことはないのですが、知らないうちにマナーを逸脱してしまうこともあると思うので、参考になればうれしいです。こういうことって、意外と気づきにくいんですよね。
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このフォーの食べ方以外にもいろんな国の料理の食べ方が載っていて、見ているだけで楽しい(かつ勉強になる!)ので、他のものも見てみるとオモシロイですよー!→ → ZAGAT: Stop Eating it Wrong
香港のDim Sum(点心)もおもろしろかったです。
お箸を使わない文化の人だと、どうやって食べるのかとか、何皿くらい注文すればいいのかとか、分からないですよね。ああ、わかるわ…とやけに納得しながら見ちゃいました笑。
あああ、そろそろおいしいフォーボー(ビーフフォー)が食べたい…!
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
ベトナムで観た忘れられない映画を東京でもう一度|Em là bà nội của anh
ベトナムで暮らしている時にローカルの友達にさそわれて観に行った映画。
それが「Em là bà nội của anh」という映画でした。(英語名「Sweet 20」)
ベトナム映画…という言葉からすると、何だか暗くて悲しいストーリーしか想像できなかったのですが(思い込み)、まさかのコメディーだという。しかもローカルの人の中でかなりおもしろい!!と評判になっているということでさそってくれて。
コメディーなら心配ないかな、と思って前情報なく観に行ってみたんです。
おばあちゃんがあるきっかけで写真館で写真を撮ってもらったら20歳に若返ってしまい、20歳の自分をもう一度やり直していくというストーリー。(大雑把ですが笑)
こちらが予告編。/Em là bà nội của anh (Sweet20)
これね、
ものすごーーーーくよかった。笑って泣けます。
個人的にはもうラストがね、ぎゅーっとくるんですよ(ネタバレになるので詳細割愛)
この映画、ベトナム国内での歴代興行収入ランキング1位になったんです。納得。とても納得。
とにかくまあ、主演のMiu Leがかわいいこと…!(石原さとみに似てる…!)あまりに歌がうまいので友達に聞いてみたら、彼女は歌手でもあるんだとか。かわいいし歌うまい(全部持ってる感じがする)。
後で知ったんですが、これは韓国映画「怪しい彼女」のベトナム版リメイクだったみたいで。まだ原作の方は観てないけど、このベトナム版はすばらしくローカライズされていて、ベトナムオリジナルの映画かと思ったくらい。リメイクにありがちな無理な設定とか不自然な流れが一切なかったんですよね。
ロケ地もホーチミンの名所なんかも出てくるし、食べ物とかしぐさとか、「あー、わかる!」とうなずくシーンがたくさんあってなんだかうれしかったなあ。
ベトナムで観てあまりによかったので、帰国前に必死でDVDを探して持ち帰ってきました。だから「いつでも観られるー!」なんて思っていたんですが、つながるときはつながるもの。
なんと、今年の夏に新宿シネマカリテのカリコレで「ベトナムの怪しい彼女」として日本語字幕での上映があって、当然ながら観てきました。
なにこれ、運命ですか…!
ストーリーは分かっていたものの、改めてきちんと言葉を理解できたところや、ベトナムを離れた懐かしさもあいまって、いろいろとぐっときてしまったのでした。。もうこの映画ホント好き。
最近(2016/10/19)、ついに日本語字幕の方のDVD/Blu-rayも発売に。なんだかうれしいなあー。
売り上げランキング: 24,061
韓国・中国・ベトナム・日本での各国リメイクに続き、インドネシア、タイ、インドなどのアジア各国のみならず、ドイツでも製作されることが決定しているんだとか。他のリメイク版も観てみたいところ。
ベトナム暮らしの思い出もつまった大好きな映画。持ち帰ってきた英語字幕のDVDはことあるごとに観返したいなあ。
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
LCCでホーチミンへ!バニラエアのフライトはスルーチェックインを選ぼう
肌寒くなってきて、いよいよこの冬への寒さに恐怖を覚えている今日この頃…昨年一時帰国で少しだけ冬シーズンに帰国したのですが、身体が寒さに適応できなくて、大変だったので、今年はなんとか適応できますように、、(懇願)
さてさて、ベトナム好きとしてこの秋はいろいろとうれしいニュースが出ています^^
まずはこれ。
LCCのバニラエアが2016年9月14日から成田〜ホーチミン線の就航がスタートしました。
ああ、ホーチミンに2万円台で往復できる時代がきました(涙)うれしいーーー!
日本からベトナムへはこれまでLCCが飛んでなかったので、そろそろ来るかなーと思っていたらきました…!ベトナムは東南アジアのエリアに入るけど、片道6時間くらいかかるなので、台湾や香港に比べると、ちょっと遠かった、、、(といっても、ヨーロッパに行くことを考えたら半分くらいの時間で行けるので、アジアはやっぱり近いですが^^;)
LCCの路線は近距離から就航していたので、いつかはベトナムも…!なんて期待もあったのですが、バニラエアが次に選んだのがホーチミン線ということで、これからベトナムがもっと盛り上がっていくんじゃないのかな、と楽しみにしています。
これでもっともっと気軽にベトナムに行けるーー!(←行く気満々)
ホーチミン線のフライトで個人的に気になったことを書いておこうと思います。ホーチミンに興味ある方の参考になれば。
◉バニラエア 成田ーホーチミン線の予約時に気をつけたいポイント
どのフライトを予約するか?
成田ーホーチミン線ですが、直行便ではなく台北(桃園国際空港(台湾))で乗り継いでホーチミンに向かうことになります。フライトスケジュールを見ていたのですが、成田→台北は1日何便か飛んでいますが、台北→ホーチミンは今のところ1日1便の様子。
(予約画面の一部)
予約画面を見ると、1便だけ「スルーチェックイン」という文字があります。スルーチェックインとは…
出発空港にて最終目的地までの搭乗手続き、受託手荷物のお預けが可能です。経由地点である台北(桃園)での出入国手続き、並びに受託手荷物の引き取りは不要です。
とのこと。スルーチェックインと書かれていない便を予約してしまうと、台北(桃園)で一度出入国手続と、預け入れた手荷物の引取が必要ということですね、、、(コレはかなり面倒です。。)
ホーチミンの滞在時間をできるだけ長く取るなら間違いなくスルーチェックインのフライトを選んだほうがよさそう。
フライト時間はこんな感じ。
○バニラエアのチケットの種類
バニラエアには「コミコミバニラ」「シンプルバニラ」と基本2種類の料金設定があって、たまにバーゲンセールで「わくわくバニラ」というチケットがでます。
「シンプル」といういわゆるスタンダードな料金で見て2万円台なので、「わくわくバニラ」というバーゲン価格でのチケットがでたらもっと安くなりそう。これは楽しみだなあ。もうこのくらいの価格になると、国内の某大手エアラインで国内を往復するより安くなるケースもあるので、そうなったらますます海外行ってしまうなあ。(国内外の旅の移動は確実にLCCが選択肢に入る時代になったなあ。しみじみ)
気をつけておきたいのが、この「シンプルバニラ」は荷物の預け入れができない、ということ。つまり、荷物は全て機内に手荷物として持ち込みになります。しかも個数は2個まで。規定を外れると当日有料で「コミコミバニラ」に変更せざるを得ないこともあるようです。
荷物の量が少ない方、お土産で液体類を購入しないよ!という方には「わくわくバニラ」でいいと思いますが、「調味料とかお酒とかも買いたいなあ」と思っている方なら最初から「コミコミバニラ」でチケットを予約しておいた方がよいかも。ベトナムは雑貨とかかさばる系のお土産とかもたくさんあるので、買い物するぞーっていう方なら預け入れありの方が心置きなくお買い物できるかも。
「シンプルバニラ」はチケット購入後の変更が一切できないので、そちらも要注意。
ベトナムもホーチミンも、もっと盛り上がるといいなー!
やっぱり直行便がいい!とう方ならベトナム航空のキャンペーンチケットをうまく活用すると安くいけますよ。
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
月餅嫌いでも食べられる?!ベトナムで見つけたおいしい月餅の話
今日は中秋節ですね。
中華圏ではおなじみの季節の行事だと思いますが、実は去年の今頃は「ん?中秋節?それってナニ…?!」という感じでした。
ベトナムは中国の行事・文化などもたくさんあって、9月はもう中秋節で大盛り上がりです。ちなみに中秋節の日はベトナムでは祭日。それくらいの行事規模という感じなのです。
ベトナムでは8月頃から急に月餅を売る店や、カフェの店内でも月餅が売られていたりしていたので、おやおや…と思って調べたら中秋節に食べるんですね、月餅。
キライな食べ物がほとんどないのですが、月餅、ああ、月餅。実はニガテでして…
というのはORDINARYの連載でも書いたのですが、キライなわりに、種類が結構たくさんあるので、「探せば自分でもおいしい!と感じられるものがあるに違いない」と、街中をウロウロ歩いては、月餅さがしをしていました。
いまは東京なので今年の中秋節の盛り上がりが肌で感じられないのが残念。。でも、おいしかった記憶と、またその時期に中華圏に行くことがあればぜひ手に入れたい!と思ったおいしい月餅のことを。
スターバックスの月餅がものすごくおいしかった話
ベトナムにもあるんです、スターバックス。カフェの中ではかなり高価格帯に位置する感じ。そこにですね、登場しちゃうわけです、スタバの月餅。ベトナムにかぎらず、中華圏のスタバはこの時期月餅が販売されているみたいですね。
味を見たら、「Coffee」「Hoji Tea」「Green Tea」などとあったので、
「これは、おいしそう!」
と思って箱買いしました(あ、箱でしか売ってないんですが)。家に帰って早速食べてみたんですが、これ、、、
おいしいです。月餅嫌いのわたしでもパクパク食べられる。コーヒーはもちろん、お茶と一緒にあわせて食べるとこれがよく合うこと!月餅独特のあのなんていうんでしょう、クセ?がなくて、全く問題なくおいしくいただけます。これはいい!
ただ、ずっしりしているので、ひとつ食べるとお腹いっぱいになってしまうので、1回に食べるのは半分くらいでちょうどいい感じ。
中に求肥が入っているものもあって、お茶菓子としておいしくいただきました。(完食)
ちなみに月餅の価格は大きさや中身の材料によりほーんとピンキリです。でもひとつ言えるのは高級菓子ですね。安いものでも数百円、高いと1個1000円超えするものとかも平気であります。
今年もベトナムのスタバではしっかり販売されているみたい。おいしそう! ↓↓
(見えにくいですが、上にはスタバのおなじみのマークが入ってます)
webサイト見ていたら、同じ中華圏のスタバ月餅でもいろんな味があるみたい。なかなか興味深いなあこれは。
◉スタバシンガポールの月餅
◉台湾スタバの月餅(パイナップルケーキも!)
◉スタバ香港の月餅
ベトナムスタバの月餅はおいしかったので、この時期にベトナムに行くかたにはぜひ試してもらいたい逸品です。
いまでも伝統的な月餅はたぶん食べられないのですが(^^;)、スタバの月餅ならまた食べたいなあ。なによりこの時期に親しい人に月餅を贈る習慣そのものが好きなんですけどね。
(こちらは老舗ニューランの変わり種月餅。生菓子っぽい質感でした。)
関連> 氷が溶けるまで【第6話】気持ちだけじゃない、ベトナム式の贈りもの|ORDINARY
Starbucks Vietnam
https://www.facebook.com/starbucksvietnam
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
ようやく行けた初めての台北:旅のまとめ 2016-07
ずっと気になってた台湾。行ってみたらものすごく居心地のいい場所だったな。
次いくまでを楽しみに。今回の旅のまとめです。
◉旅の準備・通信
国内移動と同じくらい気軽なLCCで行く台湾の旅
台湾桃園空港で台灣大哥大(Taiwan Mobile)のプリペイドSIMを購入する
◉アート
台北の現代アートとデザインめぐり[台北市立美術館&松山文創円区編]
◉ジュース・お酒・デザート
〔台北〕迪化街に行くなら立ち寄りたい、永昌傳統豆花店の杏仁豆腐
〔台北〕新鮮な果物でつくる豊味果品のおいしいフレッシュジュース
〔台北〕開放感のある空間で台湾クラフトビールを楽しむ:啜飲室
◉お茶
〔台北〕カラフルなパッケージがかわいい穀物茶の専門店「吾穀茶糧 SIID CHA」
台湾茶にデザインを。個性的なお茶と世界観のあるアートワークがかわいい「狼茶 Wolf Tea」
◉グルメ・ごはん
気持ちのいい台北の朝ごはんシリーズ:金峰魯肉飯
〔台北〕気軽に入りやすいのと薄皮な小籠包がおすすめな濟南鮮湯包
〔台北〕アウェー感がたまらない、地元の人で溢れるお店で食べる麻辣火鍋
〔台北〕西門町の有名人気店〈阿宗麺線〉でおいしい麺線を食べる
◉マッサージ
〔台北〕歩き疲れたら迷わずリピートしたい十足健康の足裏マッサージ
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
琅茶 Wolf Tea / 個性的なお茶にデザインを。かわいくておいしい台湾茶
2016-07 台湾の旅
台湾の旅はお茶屋さんやお茶カフェをいくつかまわりました。店構えからして重厚感のある老舗のお茶屋さんから、若い人でも気軽に楽しめるお店まで。
今回はどちらかというと、いわゆる「お茶」のイメージを覆すような、気軽に楽しめるお茶のお店を探していました。
最初に行った「吾穀茶糧 SIID CHA」も、穀物という独自の切り口のお茶と入りやすいお店がすてきだったな。
そして最後に行ったのがここ「琅茶 Wolf Tea」
まずですね、webがめちゃくちゃかわいいんですよ!→琅茶 Wolf Tea(ウルフティー)
わたくしドストライクです。高品質なお茶のお店ってなんだか入るのにも躊躇しちゃう…こともありますが、お茶にあまり詳しくなくてもここはなんだかすごく親近感がわいたのです。
お店はパイナップルケーキで有名な「微熱山丘」のすぐ近く。(松山空港近くでもある)
「琅茶 Wolf Tea」のお店はついうっかりお店の前を通り過ぎてしまったくらい、ひっそりと佇んでいます。店内は基本的にショップのみでカフェやイートインスペースはありません。
このお店のオーナーであるArwenにいろいろと説明してもらいながら、気になったものをいくつか試飲させてもらいました。
↑ この試飲スタイルは初めてだったんですが、茶葉の膨らみも香りもダイレクトに感じられてよかったです。茶葉にお湯を注いで、スプーンですくって試飲しました。
茶葉メニューは日本語もありました。ちなみにArwenは日本語は話せませんが英語は堪能なので、多少英語を話せる方であれば、ぜひいろいろと質問してみるのをおすすめします。
Arwenの話がとてもおもしろくていろいろ聞かせてもらいました。
そもそもこの「狼茶 Wolf Tea」をつくったのは彼女のお父さんの影響だそう。お父さんはずっとお茶の仕事をしていて、小さい頃から彼女もたくさんのお茶を飲み、良いお茶とは何なのかをお父さんからたくさん教えてもらったとのことでした。
台湾ではお茶スタンドやお店・カフェなどかなり多いし、若い人もたくさん飲んでる印象だったけれど、若者のお茶離れもあるようで、「若い人にもっとおいしいお茶を飲んで欲しい!」という思いでこのお店をオープン。Wolf Teaはオープンしてもう3年になるようです。
彼女は元々デザイナーとしても活躍していたので、Wolf Teaのお茶のパッケージはじめ、全てのアートワークは彼女によるもの。か、かわいいー!!!
Wolf Teaのお茶の種類ですが、「烏龍茶が6種類」「紅茶が3種類」がありました。
台湾は烏龍茶と言ってもその中にすごい種類があるんですよね。色だって緑のものから深い茶色のものまで。わたしが特に気に入ったのはこちら。
* ”ミルクがいらないミルクティー”と呼ばれる「奶萱紅茶」
* 花を思わせる香りとさっぱりした甘さが特徴の「野香烏龍」
「え、ミルクがいらないミルクティーってどういうこと?」と思ったんですが、香りでもうわかるんですよミルクの甘さが・・・(驚)!もちろん紅茶自体にミルクは入っておらず、純粋な「紅茶」なわけですが、ほんとうに甘い香り!これは、ミルクいらないですほんと。お店でも人気商品みたいです。
ティーパックになった4種類の茶葉が入ったセットもあったので、いろいろ飲んでみたい時はこういうのもいいですよね。
日本茶のこと、若い人たちが飲むお茶のこと、台湾の人の好み、などなど、たくさんお話しできて楽しかったなあ。
茶葉の種類は9種類。厳選されたものでどれも個性があって気になるものばかり。そのお茶にまつわるストーリーを聞いたりおしゃべりしてたら、あっという間に時間が経って日が暮れてた(笑)
個性のあるお茶、そして、世界観をあらわすパッケージアートワーク。
お茶にデザインを取り入れるとこんなにかわいく、そして親しみが湧くものなんだなーとWolf Teaに行って思ったのでした。小さなお店の中も世界観たっぷりでよかったなあ。
お茶をたくさん買ってきたので、しばらくはおうちで楽しもうと思います。ふふ。
<Information>
■ 琅茶 Wolf Tea(ウルフティー)
住所: 台北市民生東路5段36巷8弄23號
営業時間: 13:00 – 19:00
これで今回の台湾のエントリはおしまいです。また行きたいなー!
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
台北の現代アートとデザインめぐり[台北市立美術館&松山文創円区編]
2016-07 台湾の旅
国内でも海外でも美術館に行くのが好きなので、台湾でもアート散策。
台湾って美術館やギャラリーも結構あるし、デザインもすてきなものがたくさんあったのがびっくりしたところ。都市によっては「アートがない…」という場所もあるので、台湾はアートも楽しめるのがまたよかった。
いろいろ調べた中で、いまの興味と照らしあわせて行きたい!と思ったのが台北市立美術館と松山文創円区。今回は現代アートとデザインというポイントで巡ってみました。両方とも個性のある場所で、おもしろかったなあ。
◉現代アートを楽しめる「台北市立美術館」
ちょっと奇抜な外観の美術館ですが、中は広くて白い、開放感あふれる空間でした。1階・2階・3階とそれぞれ別の企画展になっていて、購入したチケットで全ての企画展に入れます。(大人1名:30元)
この時観た展示ですごくよかったのが「霍剛 ‧ 寂弦激韻」(Reverberations・HO KAN)展。
霍剛(HO KAN)は中国に生まれ台湾で育った抽象画家だそうです。
初めて作品を観たのですが、どこか動き出しそうな作品が多くて、静止画なのに画の中の静物が動き出しそうな不思議な感覚に。空間構成がおもしろい作品ばかりでした。100点くらいはあったのかな。たくさんの作品を一気に観るとアーティストのことがよく分かるので、こういった展示は好きです。そういえば、2015年はマグリット展に行ったな。
関連)
今回は台北でこのアーティストに出会えたのはほんとによかった。
ちなみに地下には食堂があって、ご近所の方やら課外学習(?)かなにかで先生に連れられて来ている子どもたちがたくさんいて賑やかでした。地下には無料で入れるので、お弁当を食べに来てるOLさん(?)たちも。こういう美術館の使われ方、いいなあ。
現代アート中心なので、来る人たちも偏りがあるのかと思いきや、子どもたちから年配の方まで、幅広い層の人たちが来てました。地下の中庭には日の当たるベンチとテーブルもたくさんあるので、ちょっとしたピクニック気分でごはん食べるにはいいかも。広くて気持ちのいい美術館でした。
企画展はどんどん入れ替わるみたいなので、毎回訪れる楽しみがありそうです。
◉企画展のギャラリーと常設のデザイン展示がある松山文創円区
松山文創円区は公園や池もあるので、カルチャーパークというのが正しい言い方なもかも。(敷地内に隣接して穀物茶専門店「SIID CHA」のある誠品生活松菸店があります。)
関連)カラフルなパッケージがかわいい穀物茶の専門店「吾穀茶糧 SIID CHA」
倉庫をアートギャラリーに改装していたり、昔の煙草工場をデザインミュージアムとして使っていたり。確かに建物は歴史を感じるものばかりだったのだけど、こういう建物再生された場所は結構好きなのです。
デザインミュージアムの方は、「台湾デザイン」や「世界のデザイン」といったくくりで様々なプロダクトが展示されていました。建物内は不思議と学校の校舎の雰囲気があって、なんだかすごく懐かしくなった…
他にも、雰囲気のよいカフェが何軒か入っていたり、ミュージアムショップがあったりと、歩きながらいろいろ楽しめます。
そういえば、倉庫ギャラリーではなんと、六本木「21_21 Design Sight 」で開催されていた「単位展」が開催されていました!巡回してたんですね。
と思ったらちゃんと巡回展のページもありました。(2016/9/16まで開催中のようですよ)
>>21_21 DESIGN SIGHT企画展 in 台北 単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい? ―
旅をしていると、こうして世界中で企画展や作品に再会する機会があるのがまた楽しいところ^^ 休めるカフェもあるので、のんびり散歩がてら訪れるのが楽しい場所でした。
台北にはまだまだおもしろそうな美術館やギャラリーもたくさんあるので、次回はまた別の場所へ。
<Information>
■ 台北市立美術館(英語)
住所: No.181, Sec. 3, Zhongshan N. Rd., Zhongshan Dist., Taipei City 10461
営業時間: 9:30 – 17:30(月曜定休)
■ 松山文創園區(英語)
住所: No.133, Guangfu South Road, Xinyi District, Taipei City 11072
営業時間: 9:00~18:00
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
〔台北〕迪化街に行くなら立ち寄りたい、永昌傳統豆花店の杏仁豆腐
旅の楽しみのひとつは、予想してなかったお店や人との出会いだったりします。
全部が計画通りに進む旅より、寄り道が楽しい。だからいつも時間にはゆとりを持たせているんですが、そんなぶらり散歩している時に出会ったのが「永昌傳統豆花店 」
迪化街に行こうと歩いている時に、外が暑すぎて休憩したい…となったときにふと目に入ったのでした。
お店はほんとこじんまりとしていて、お客さんだって5−6人入ったらもういっぱいという感じです。店名からも「豆花を頼もう!」と決めてたのですが、メニューにある「杏仁」という文字が気になってそちらも注文(杏仁豆腐大好き)。
お店にはもちろんクーラーなんかないんだけど、それがいい。東京も店内が寒すぎるお店が多いけどあれがほんとニガテで…^^; 冷たいものを食べる時こそ、お店は常温がいい。
杏仁茶豆花と杏仁豆腐、2つ注文しましたが、ここはですね、「杏仁豆腐」がおすすめ。豆花は大豆の風味が結構しっかりしてこちらもおいしいのですが、杏仁豆腐がものすごーく好みでした。つるつるとしてて柔らかい…!甘さも控えめで、あっという間に完食。あのあっさりした甘みはどんな配合してるんだろう。とりあえず、毎日食べたい。
(手前が豆花、奥が杏仁豆腐。夢中で食べてたら杏仁豆腐の写真撮り忘れた、、^^;)
豆花も杏仁豆腐も見た目はシンプル。でもこういうのがおいしいんですよね。それぞれ50元(150円ほど)。おいしいのに安い。お店を出てこの通りを歩いて気づいたのですが、何軒か杏仁豆腐のお店があるみたいです。杏仁ストリート。
迪化街に行く時には杏仁豆腐を食べに立ち寄りたいなあ。あと、迪化街なら豊味果店にも!
ごちそうさまでした :)
<Information>
永昌傳統豆花店
住所: 台北市大同區永昌街9號
営業時間: 9:00~17:00(木曜定休)
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
〔台北〕新鮮な果物でつくる豊味果品のおいしいフレッシュジュース
ベトナムで暮らしていた時に初めて食べた果物のひとつに「レッドドラゴンフルーツ」があります(大好物)。
ドラゴンフルーツ自体は以前食べたことがあったんですが、まあなんというか、味があっさりしてるんですよね。外見からみたパンチはどうした!ってくらいに、、
ベトナムは果物が安かったので家でドラゴンフルーツも食べてたのですが、普通のじゃなくてレッドドラゴンフルーツは実が濃いピンクで甘みもやや強くて、どちらかと言うとレッドドラゴンフルーツの方が好きなんです。
ホーチミンのカフェでレッドドラゴンフルーツのシントー(スムージー)が飲めるLE SAIGONAISというお店があって、これが大好物だったので時々行っていたものの、ベトナムを離れて食べる機会もなくなってしまい残念、、と思っていたわけです。
・・・とここから台湾の話になるのですが、
見つけちゃったわけですよ、レッドドラゴンフルーツジュースが飲めるお店…! 迪化街にある「豊味果品」です。
ここは果物屋さんなのですが奥にイートインスペースがあって、フレッシュジュースなどが飲めます。もう迷わず頼みましたよ、レッドドラゴンフルーツジュース。このお店はパイナップルとレッドドラゴンフルーツのミックスになっていて、これが濃厚でおいしかった!!
注文してから果実を絞って作ってくれるので、ひとくち飲んだだけでもう果物をそのまま食べてるあの感じが口いっぱいに広がります。しあわせ。
レッドドラゴンフルーツは白い実のよりも甘みはあるものの、それでもあっさりしていることに変わりはないので、やはり別の甘みが強いものと合わせるといいんですよね。ベトナムのシントー(スムージー)の場合はコンデンスミルク、豊味果品はパイナップル。どちらもまた違ったおいしさがあったなあ。
この色を見てるとちょっとベトナムが懐かしくなってしまったのだけど、台北で再会できてよかった。レッドドラゴンフルーツ好きのかたはぜひぜひ。(マンゴージャムもおいしそうだったなあ)
迪化街は杏仁豆腐がおいしい永昌傳統豆花店なんかもあったりして、ちょこちょこ食べながら歩き回るのが楽しいなあ。
<Information>
豊味果品
住所: 台北市大同區迪化街一段199號
営業時間: 10:00~19:00
http://fflavour.blogspot.jp/
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)
気持ちのいい台北の朝ごはんシリーズ:金峰魯肉飯
しあわせな朝ごはんタイムというのものがあるとすれば、このお店にはそんな空気が流れてるような気がします。
台北の朝ごはんシリーズ、早朝に行った阜杭豆漿に続いてはこちら、金峰魯肉飯。魯肉飯!
そのお店には何時くらいに行くといちばん良さそうかなと考えるクセがあるのですが(笑)、金峰魯肉飯はわたしの中では朝ごはんだったわけです。開店が朝8時のようで、その少し後くらいに行ったらお店はほぼ満席。超人気ですねーやはり。
こちらのお店は魯肉飯では超有名店ですが、朝だからか、あまり観光客っぽい人もおらず、みなさん魯肉飯をもぐもぐと食べてます。こういうローカルっぽい雰囲気のお店、好きだなあ。お店の方はさすが旅行者に慣れてて、パキパキと動いてました。
魯肉飯は大中小とサイズがあったので「中」を注文。トッピングで煮玉子。「小」は別のメインを頼んでる方がサイドメニューとしてオーダーしているケースが多かった感じ。魯肉飯メインで食べるなら女性でも「中」でいいかと。サイドメニューも充実してます。
このお店も紙に注文書いて渡す方式です。すごい簡単。そしてすぐに出てきます。ただし、メニュー自体が全部中国語だったので、魯肉飯以外は漢字から想像して鶏のスープを頼んでみました。来るまで何がくるかちょっと分からないのがまたいいなあ。こういうドキドキはキライじゃないです(笑)
メニューはこんな感じ。
天気がよかったこともあるけど、なんというかのんびりした空気が流れていて、この日の朝ごはんはすごくよかったなあ。最寄り駅からすぐなので、アクセスもよかったです。
<Information>
金峰魯肉飯
住所: 台北市中正區羅斯福路一段10號
営業時間: 8:00~翌1:00
武谷朋子(タケタニトモコ)でした:)