トラベル
これは必需品!ベトナム旅行であると便利な持ち物
もっと楽しむためのベトナム旅行の準備。
前回は服装編でしたが、今回は持ち物編をまとめてみます。
ベトナムに生活拠点を移すことになってまわりの友人たちに話をしたら、「ぜったい持っていった方がいいよ!」と言われたものがいくつかありました。旅の荷物や持ち物はできるだけ少なく軽くしたいもの。なので、ここに書くのは通常の持ち物以外で、ベトナム旅行特有?の持ち物に絞って書きます。
これは持ってきた方が便利!な持ち物
①お腹がゆるくなった時用の薬
まずはこれですね。日本を発つ前に会った友達で、ベトナムに行ったことがある人全員に、お腹の薬は絶対だよと言われまして。絶対おなかこわすから!って。今まで海外の旅は結構行ったけど、お腹は比較的強い方だと自負してたのでどうかなーと思ってたら・・・・やっぱり必要でしたね。。特に男性は絶対かと。個人的な統計ですが、女性より男性の方がお腹下しやすい気がします。お腹を下す原因は氷や生野菜とか言われてますが、本当は何が原因なんだか。。
ホーチミンは気温も高いので氷なしの飲み物は現実的に結構きびしい(冷たいもの飲みたい!)ので、わたしはもう「いいや!」という感じで毎日のように氷入りの飲み物飲んでます(ちなみにおなかは大丈夫です)人によって原因はいろいろなのかもしれませんね。絶対おなか下すとは限らないのですが、可能性は高いのでお守りの意味でも持ってきた方がいいです。
②折りたたみ傘(雨季の4〜11月)
4月から雨季に入りました。といっても、ベトナムの雨はスコールなので、1時間程ざざーっと降ってすぐにやみます。スコールの時は変に外に出歩かず、カフェなどに入って雨が止むのを待つのがいいです(ちょっと外を眺めてみたら、出歩いている人いなかったので…)なので、折りたたみ傘もいきなり降り始めた時用という感じでもっておくとよいと思いますよ。8−9月は雨量が特に多いので、折りたたみ傘の携帯は必須です。(※ちなみに、12〜3月は乾季でほとんど雨が降らないので出番はほぼないかも。。)
③マスク
ベトナムはバイク社会なので、もう日本に比べたらとんでもない量のバイクが朝から走ってます。当然ながら排気ガスも出ているので、気になる方はマスクを持参した方がいいと思います(ちなみに、バイクに乗っている人たちのマスク着用率は高いです)。ただですねえ、いますでに30〜35度くらいの気温なので、マスクを着用すると、暑苦しい上に息苦しいという二重苦になります(苦笑)。マスクは乾燥する機内でも着用しておくと、喉が痛くなりにくいので個人的にはいつも持っていく荷物のひとつではあります。
④日焼け止め(日焼け予防の長袖の洋服)
特に女性の方へ。これは言わずもがなとは思いますが、マストアイテムです。ベトナムの紫外線量はなかなかすごいです。日焼け止めは真夏対策くらいのものを持って来たほうがいいです。わたしは顔や手などにはきちんとぬっていたのですが、うっかり足の甲を見逃してまして、気付いたらすごく焼けてました。。
ベトナム・ホーチミンは年中半袖でいいくらいの気温なので、洋服も少なく軽くて済むので荷物は結構少なくいけると思います。とりあえず、お腹の薬だけは…!
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)
ベトナム旅行に行くなら知っておきたい気候や服装や靴について
もうすぐGWですね。今度の休みはベトナムに旅行という方もいらっしゃると思うので、旅する時に知っておくともっと旅が楽しめるような基本情報をホーチミン在住の目線で何回かにわけて書きたいと思います。(ホーチミンでの話になりますが、基本ベトナム全土で通用するような内容かなと思いますので参考になればうれしいです。)
まずは「服装編」。ホーチミンは年中夏のような気温ではありますが、4−5月にかけて、年間最高気温に達します。つまり、いまは日本でいうところの真夏。今日も太陽の陽射しが照りつけています(日焼け注意!)そして4月から雨季に入って、少しずつですが、スコールが降り始めています。
そんなホーチミン。シーズンに限らず、服装についてはこんな感じだと快適に過ごせると思いますよ。
❙ ホーチミンの旅の服装
・基本的には年中半袖です。上下とも夏服で!
・長袖は1枚くらいあると便利!
・足元はスニーカーかぺたんこ靴がおすすめ※ホーチミンは南部で気温も高いので、できるだけ薄くて体をしめつけない(ゆるい感じ)、風通しのよい素材の服がおすすめです。はおれる長袖は、デパートなどしっかり冷房が効いている所もあるのと、日焼け予防としても1枚あると便利です。また、どんどん街が発展してきてるとはいえ、あまりきれいに舗装されていない道もまだまだあるので、ヒールのある靴は避けた方がいいです。さくさく歩けるようにスニーカー、もしくはぺたんこ靴が便利。
ちなみに、8−9月は雨季の中でもかなり雨量が多いシーズン。服装はもう一段工夫すると快適だと思います:)
↓
<関連>ベトナムの8−10月のスコールは、防ぐより受け入れる付き合いかたを
ホーチミンは陽射しがなかなか厳しいです。日本だと日傘で紫外線予防をするという方も多いと思いますが、ここホーチミンでは日傘をさしている人が圧倒的に少ないので目立つのと、片手がふさがってしまうということもあり、個人的にあまりおすすめできません。。ですので、日焼け対策であれば日焼け止め+長袖でカバーがよいかなと思います。
これはベトナムに限った話ではないですが、日本人はどこに行っても「日本人」だと簡単にバレます。(ここホーチミンでもやっぱり日本人はすぐ分かるみたいです)ですので、海外旅行の服装の基本ではありますが、安全面からみてもあまり派手な格好はせず、いつでもどこでも座れるぞ!くらいの気軽でカジュアルな服装がいいと思います。
すでに真夏の気候のホーチミン。湿度はそんなに高くない(日本の真夏よりは快適)ですが、なんせすでに35度(4/17時点)くらいの気温になってます。くれぐれも涼しく過ごせる格好で、快適に街歩きを。(肌にピッタリくっつく厚手のデニムなどはかなり不快指数が上がりますのでご注意を!)
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ベトナムの歩き方:これだけはぜひ!おすすめの持ち物(荷物編)
ベトナム・ホーチミンの治安情報と防犯対策5つのポイント(治安編)
ホーチミンの道路事情と道の渡り方
Tomoko Taketani/武谷朋子
ベトナム伝統芸能の水上人形劇を観に行ってみたら
ベトナムには「水上人形劇」という伝統芸能があるらしい。
本場は首都ハノイのものらしいけれど、ホーチミンにも専用の劇場があって、毎晩ショーが行われているそうな。
ということを知ったのはガイドブックを買ってからでした。
「これは行ってみるべし!」みたいな感じでプッシュされていたような気がするのですが、正直あまり行く気になれなかった。。なんというか、もうそのガイドブックの情報で見た気になったというか、予想を超えることはないんだろうなあ、という思いがあったので。(たぶん数日間の旅行でホーチミンを訪れていたらまず行ってなかったと思います。)
そんなわけで、その存在は知っていながらも、「まあ、機会があったらね」くらいの程度で全く気に留めてなかったのですが、ある日、ベトナム人の友達にさそわれたんですね。
彼女曰く「意外におもしろいよ!」とのこと。
いろいろ聞くと彼女はこの水上人形劇はテレビで観たことがあるらしいのだけど、実際に生で観たことはなかったので一緒にどう?とさそってくれたようです。テレビで観てるから、ストーリーは知ってての「意外におもしろいよ。」という感想。
これは行くしかないなあ。むしろその”意外”具合がどのくらいのものか、あまり期待せずに行きまして。
入口はこんな感じです。もうこの人形の表情がなんとも言えない感じでややツボに入ります。いや、でも期待はしていないぞ。(でもこういう表情好きです)
そんなに大きくない劇場ですが、この日も観客が満員でした。結構人気じゃないの!
全部で50分のステージで、各3〜5分程度の演目が10個以上演じられるといったショートストーリー形式の人形劇です。サイト(英語)にも演目が載っていますが、その時々で変わるようです。チケットの窓口でパンフレットをもらえるので(日本語あり)、その演目のタイトルを確認しながら鑑賞してました。
感想をいうとですね、意外におもしろいですよ、これ。
なんか、じわじわくる系です。(特に人形の動きが)
この人形劇の両サイドには楽器を弾く方が6−7人ほどいて、演奏しながら歌いながら演目が進んでいくんですが、当然ながらオールベトナム語なので、理解はできないんです(ははは)
なので、頼りはパンフレットに書かれた演目タイトルだけなんですが、このタイトルさえ確認すれば人形の動きそのものがおもしろいので、見ているだけでも楽しめます。人形の動きがね、おもしろいんですよ(2度目)
水上人形劇のチケット購入と予約について
予約せずに直接劇場のチケット売り場で購入できます。
ただし、週末など混みあっていたり、開演時間ギリギリに到着するなどした場合は当日券が購入できない場合もあります。確実に予約していく場合は、電話で予約できます。(電話番号:0084 8 39302196 ※日本から)
ちなみにチケットの価格は毎年ちょっとずつ値上がりしているみたいですが、2016年3月時点では1人20万ドン(大人)でした。
まとめ
心持ちとしてはあまり期待せずに気楽に楽しんでみようかな、くらいで来るのが正解かと思います。
でも、友達がホーチミンに来たらぜひ連れていってあげたいスポットではあります。わたしはもう一度見たいなあ。(この水上人形劇、わたしは大好き)
さそってもらわなかったら水上人形劇は見ることがなかった気がするので、地元の人がおもしろいよ、ということは素直に聞いてみるのが一番だなとこの時思ったのでした。
この国にはまだまだおもしろそうなものがたくさんあるので、ちょこちょこまた行ってみるつもりです。何でもやってみないと!
GOLDEN DRAGON WATER PUPPET THEATRE
Address: 55 B Nguyen Thi Minh Khai St., Dist. 1, Ho Chi Minh City
http://www.goldendragonwaterpuppet.com.vn/
Tomoko Taketani/武谷朋子
気になるパン屋さんの奥に潜んでいた出会いの一皿
ベトナム・ホーチミンでの生活を始めてすぐの頃、家から歩いて行ける距離に気になるお店を発見しました。お店の感じからして、どうやらパン屋さんらしい。
いつ通りかかっても地元の人がどんどんお店に入っていくので、さぞかし美味しいパン屋さんなんだろうなと思って、ある日思い切って買いにいったんですよね。ここホーチミンでは英語は通じないことも多く、特にこのお店みたいなローカルの人たちで賑わうお店はいきなりベトナム語で話しかけられることも多いのです。なので、かなりビビってたわけでして…
それでいざパンを買おうと思って入口に差し掛かったところでお店には奥に席が見えた。
あれ、ここは食事もできるの!?
こういうときはぐいぐい行くに限る。ということでお店の奥に入って座ってみたわけです。そしたら店員さんが英語が併記されたメニューをくれたんですよね。いやー、よかった。
と思ったのもつかの間、
お姉さん、その場からどかない。目の前でオーダーを待ってる。
えーーー、じっくり選べないじゃん。。
先日書いたブンチャーのお店の話もそうですが、ベトナムの飲食店はメニューを渡されたらすぐにオーダーをするの普通?みたいで、ローカル度の高いお店ほど、その傾向は強くなる感じがします(自分比)。
でもここはプレッシャーに打ち勝ってスマートにオーダーしてみよう、と意を決してメニューから飛び込んできたのが「BEEF STEW」という文字でした。ほんとはビーフシチューが食べたかったのではなくて、たまたま目に入ってきたのがそれだったので、もういいや!という感じでオーダーを済ませたわけです。
それから数分後、きたのがこちら。
び、ビーフシチュー!?
これ、ベトナム風ビーフシチューと言われる「Bò Kho」でした(後から調べて分かった)。
一般的なビーフシチューとの大きな違いは、
●シチューだけどスープにとろみはなし(さらさらスープ)
●香草がどさっと乗っている
●ライム&塩がついている
●パンと一緒に食べる
といったところでしょうか。ひとくち食べたら・・・・うまっ!!
これ、めちゃくちゃおいしいんですよ。香草がいい役目をしてます。そして牛肉はこのライム塩につけたりして味も自分好みに調整しながら食べるわけです。ベトナムの食べ物はどれもそうだけど、調味料を加えて最後は自分で味を整えるんですよね。もちろん何も入れなくてもおいしいわけですが、整えるひと手間で更においしくなるのです。
そして付け合せのパンは、店頭で毎日焼いているパン。ふかふかでおいしいのです。
ガイドブックに多く載っているようなお店ではないけれど、気になって入ったお店で、たまたま選んだ一皿がものすごくおいしかったという経験。
こういう風に出会ってしまった一皿ってその後ずっと記憶に残るんですよね。
「この店でこれを食べるんだ!」と意気揚々とお店に向かうパターンとは真逆ですが、料理とのこういう出会い方は好きなので、新しい街にいくと予期せぬ出会いを求めてふらふらとそんなお店探しをしてしまうんですよね。
また今日も小さな冒険を。
Tomoko Taketani/武谷朋子
パリの美術館で学んだ、捨てる視点の養い方|ORDINARY掲載
今年から掲載していただいている、自由に生きるためのWEBマガジン「ORDINARY」に、4月も新しい旅のヒトコマが掲載されました。旅からは本当に学ぶことばかり。
今回は22歳の時に行った初めてのパリ、ルーヴル美術館でのお話です。
▶▶ パリの美術館で学んだ、捨てる視点の養い方|ORDINARY
海外の美術館って、日本の美術館とは規模が全然違うところも多く、とりあえず全部観よう、では通用しない場合も多いことにこの時初めて気づきました。「せっかくだから」という気持ちは、10年以上旅を続けてもやっぱり思う気持ちではありますが、その時・その場で本当にやりたいことを軸に時間を使うことが、やっぱり充実した旅になるのかなあ、なんて思います。結構難しいんですけどね。
トップの逆ピラミッドの写真は22歳の時に撮ったものです。この時はフィルムをメインに撮っていたのですが、今見るとフィルム独特の色合いがあらためていいなあと。写真を見るとその時のことを鮮明に思い出すので、今でも旅のいちばんのお土産は自分の写真だったりします。
パリは行くと落ち着く街で、これまで何度も訪れていますが、まだ行きたいところが尽きない。そのうちまたパリに向かってしまうんだろうなあ。
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ORDINARYに掲載しているバックナンバーもよかったらご覧ください。今回もあわせて4本掲載していただいています。
▷海外へは乗継便で飛ぶ。ファイルコールまでにもう1カ国味わう方法
▷バルセロナで学んだ充実した “食の時間” のつくり方
▷ドゥブロヴニクで学んだ ”心の振れ幅” をもっと自由にさせる意味
▷パリの美術館で学んだ、捨てる視点の養い方|ORDINARY(New!)
オーダー間違いから始まる新しい料理との出会い(Bun Cha Ca)
外に食べにいくごはんがおいしいというのはかなり大事!と思う今日この頃。
必ずしも今まで行った海外の国や街全てがおいしかったか、というとそうでもないんだけど、少なくともベトナムはわたしが行った20カ国以上の中ではおいしいランキングTOP3に確実に入ります。だから、暮らし始めてもうすぐ3ヶ月になるけれど、まだまだ外ごはんの開拓に飽きる気配がありません。(しあわせなことです)
どれだけ食いしん坊なんだよ…とは思うけど、まあこればっかりは仕方ない。友達がホーチミンに来たらとっておきの場所を紹介しよう。そうしよう。
この前書いたブンチャー(Bun Cha)の話。ああもう、こんなに好きならもっと食べ歩きしなきゃ!と思って新規開拓した時に事は起きた。
比較的ご近所にあるお店(まだ入ったことはない)。お店の前には「Bun Cha」の文字。そうか、ここもブンチャーを売りにしているのか、と思って入ってみました。メニューを見てお目当ての文字を確認したわたしは「Bun Cha」と言って指差ししてオーダー。そして数分後に来た。
・・・・別の物が。
あれ、あれ・・・汁があるぞ。
とりあえず「Bun Cha」というのはそのままローマ字読みで発音すればまず間違いなく通る単語なので、発音が間違ってる可能性は低い気がする。ということは指差し間違い・・・?
ま、これはこれでおいしそうなので食べようということで食べてみた。麺はブン(Bun)で上に練り物・タマネギ・トマトが乗っている。鶏のダシがしっかり出た優しくておいしい一品でした。Bunは中太麺よりこちらの細麺が好きだなあ。ということで、ごちそうさまでした。
いやいや、でもこの料理は何なんだということが気になっていろいろ検索してみたところ、どうやら「Bun Cha Ca」というものらしい。それにしても、どこで間違えたんだろう。。
間違いから起こる偶然の出会いもあるよね、というこの日の発見。
これはこれでいいよね。全然狙っても期待もしていなかったからこそ、びっくりしたけどまた新しい味を知ることもできたし。初めて食べるものって、どんな味なんだろう、ってちょっとドキドキする。ベトナムにはまだまだそんな食べ物がありすぎて、しばらくこんな味の冒険ができそうです。たのしみ。
Tomoko Taketani/武谷朋子
地元の人と同じ目線でベトナム式つけ麺を楽しむ(Bun Cha)
ホーチミン生活は日本に一時帰国してた時期を除いてもうすぐ3ヶ月。
こちらで暮らしていますが、せっかくの機会なのでただ日常化していく日々じゃなくて、もっと旅をする目線で楽しみたいと思って、街のおもしろいこと探しをしています。
その街になじむためには、観光客ではなく、地元の人と同じ目線をできるだけ持ちたいもの。それはお店選びにも言える気がします。
いきなりですが、ベトナムは、麺天国です。いやもう、バリエーションが多くてびっくりしてます。
そんな中で、今いちばんのお気に入りはベトナム式つけ麺とも言われるブンチャー(Bun Cha)という料理。もともとはハノイ発祥の料理のようですが、ここホーチミンでも食べられるお店が結構あります。いくつかのお店で食べたことがありますが、一番お気に入りのお店が味がおいしいのはもちろんなのですが、ローカル感満載で何度も足を運んでいます。
・・・
まずお店に入ると、自由に座っていいよーとお店の人に促され座る。そうするとお店の人がテーブルに来て、なにやらベトナム語でしゃべりかけられた後、わたしの方をずっと見てます。
はい、この時点で全く何を言ってるのか分かりません。しかも手元にメニューはなし。そしておねえさん無言で待ってる(プレッシャー)
わたしはブンチャーが食べたい。そしてこのお店がブンチャーがメインのお店だったので、とりあえず「Bun cha」とだけ言ったら、わかったというように頷いておねえさんは去って行きました。
とりあえずオーダーが通って一安心。ほっ。
・・・
こんなお店でした。いやー、いいですね。この観光客扱いされていない感じ。好きです、こういうお店。世界の観光地では、地元の人と観光客用で違うメニューが出てきたりする街もあったりします。でも、せっかくなら、できるだけ地元の人が通うようなお店で食べてみたいんですよね。
地元の人がたくさんいるお店っておいしいお店が多い。当然、接客だってローカル対応。日本の接客をベースに比較しちゃうと、ベトナムの接客は素っ気なさすぎる(冷たい)と思うことも多いと思います。でもこれでいいんです。というより、これが普通なんです。海外にいるのであれば、こちらのスタンダードで。比較なんてする必要ないですしね。
外国人として自国をベースとした目線で比較するより、地元の人と同じ目線で食べる時間も楽しんでみる。そんな時間がやっぱり好き。ガイドブックによく載っているような有名なお店って結局たくさんの観光客が行っているので、結果的にみんな同じ経験をしていたりする。そうじゃなくて、海外でちょっとだけ冒険をしながら、地元の人と同じ目線で楽しみたいと思うのです。
小さな冒険はまだまだ続く。
Tomoko Taketani/武谷朋子
マグリット展で言葉とイメージの関係を考える
東京滞在の最終回。ホーチミンに戻るフライトの2日前に行ったマグリット展のことを。
ホーチミンにはあまりアートに触れられる場所がないので、東京にいるうちに!と思って、滞在中いくつか企画展に足を運びました。わたしのアート充電の締めくくりがこのマグリット展。
3/25から、六本木にある国立新美術館で、マグリット展が始まっています。
ちょうど一時帰国のスケジュールぎりぎりで行けそうだったので、スタートと共に早速行ってきました。
今回なんと、マグリットとしては13年ぶりの回顧展だそう。
13年前は、まだマグリットの存在もよく知らないくらいだったので、当然観に行っておらず。。ということで、マグリットのみの作品展は初めてきちんと観ました。
回顧展や、作家単独の美術館などは、年代ごとに変わっていく作風や、変化の瞬間に何が要因となったのかをあわせて観たり知ったりすることができるので、より深く入り込める感じが好きです。(バルセロナのピカソ美術館とかもよかったなあ)
ヨーロッパに行くとよく美術館めぐりをするので、そんな中でマグリットの作品に遭遇することは何度もありました。有名な作品も多いので作風は知っているつもりでした。(実際全然知らなかったことを会場で思い知ったのですが。。)
シュルレアリスムの巨匠といわれるマグリット。
言葉とイメージの関係、どのようなイマジネーションからああいう作品が生まれてくるのか、わたしの想像を軽々と超越していたので、しばらく作品の前で立ち止まって考える時間でもありました。ほほう、そうなるのか、みたいな。
個人的には「第4章:戦時と戦後 / War and Post-War(1939−1950)」が興味深かったです。戦時中の恐怖や暗黒に対するマグリットなりのアンチテーゼとして、印象派のような明るく柔らかな色合いの作品を残しています(「ルノワールの時代」(1943-47)と言われている作品群)
マグリットが印象派のような作品を残していることは今回初めて知ったの同時に、非常に考えさせられました。暗く辛い時代の中で変化した、淡くやさしい色使いの作品の数々。ピンクや水色の色が特に印象的でした。やわらかくてふわっとした感触が伝わるような作品。
展示室内は撮影禁止だったので中の写真はありませんが、普段使っていないところのアタマを使った感じで、観ていておもしろかったです。回顧展は6/29まで。
マグリット展|
会期:2015年3月25日(水)~6月29日(月)@国立新美術館(東京展)
会期:2015年7月11日(土)~10月12日(月・祝)@京都市美術館(京都展)
http://magritte2015.jp/
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(Information)
*旅のエッセイ書いています*
自由に生きるためのWEBマガジン「ORDINARY(オーディナリー)」で旅のエッセイを書いています。今までに訪れた20カ国以上の中から、印象深かったエピソードを書いていますので、よかったらこちらからご覧ください。
武谷朋子/Tomoko Taketani
クロアチアのドゥブロヴニクで学んだゆとりある旅の考え方|ORDINARY掲載
今年から掲載していただいている、自由に生きるためのWEBマガジン「ORDINARY」に、3月も新しい旅のヒトコマが掲載されました。
今回はクロアチア・ドゥブロヴニクで出会ったある女性とのお話です。よかったらご覧ください。
↓ ↓ ↓
ドゥブロヴニクで学んだ ”心の振れ幅” をもっと自由にさせる意味|ORDINARY
ドゥブロヴニクは、、暑い時期に行くのがおすすめです。どんな国なんだろうと思っていましたが、行ったら本当によかった。世界遺産となっている旧市街はもちろんですが、深くて蒼いアドリア海は本当にすばらしかったです。旧市街から歩いていけるビーチから海に入ることもできるので、ぜひ夏に。海で泳いだら新鮮なシーフードを。本当に贅沢で楽しい時間でした。また機会があれば行きたいなあ。
ORDINARYの著者ページも作っていただきました。よかったらバックナンバーもご覧ください。
これまでに3本掲載していただいています。
▷海外へは乗継便で飛ぶ。ファイルコールまでにもう1カ国味わう方法
▷バルセロナで学んだ充実した “食の時間” のつくり方
▷ドゥブロヴニクで学んだ ”心の振れ幅” をもっと自由にさせる意味
旅する視点で東京を楽しむ:次の滞在で泊まりたい場所
もう東京が暮らす場所ではなくなってしまったという昨日のエントリー。
しばらくはホーチミン暮らしが続きそうなので、また東京で暮らす日が来るのかは分からないけれど、そんな日が来るまではきっと旅する視点で東京と接することになりそうです。
ビジネスホテルなどは普段1泊くらいしかしないからそこまで気にならなかったけれど、一時帰国ともなると宿泊日数が多くなるので合計すると宿泊代も結構大変なことに。というわけで、宿泊代をおさえつつ、ステイを楽しむという観点で、次に一時帰国する時に泊まってみたいなあと思っている宿をいくつかピックアップ。
1:Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(蔵前)
東京のゲストハウスといえば、こちらでしょうか。
BAR LOUNGEは一度だけ行ったことがあるんですが、雰囲気がすごくよかったです。宿泊している人もそうでない人も、国籍もごちゃまぜな感じが、ゲストハウス!という感じでいいです。次は泊まりたいなあ。でもなかなか人気で予約が取れないので、1ヶ月以上前からの予約は必須かも。
2:東京の古民家ゲストハウス | toco.(トコ)(入谷)
こちらもNui.と同系列のゲストハウス。築90年の古民家を改装しているあたりが、ぐっときます。toco.のBARスペースでは、頻繁にイベントも開催されていて、お友達のかおるさんが、toco.ごはん〜はんなり編〜というイベントを定期的に開催していて、このごはんが食べたいがために、ちょくちょく行っていました。曜日によっていろんなテーマでBARスペースに人が集っています。
3:FIRST CABIN(秋葉原・築地)
実は一度泊まってみたいと思い続けているのがカプセルホテル。従来のカプセルホテルだと、安全面とか衛生面とかなにかと女性だと不安な感じもあったのですが、ここはなにより清潔感があって明るい感じがいいです。しかも男性と女性で階も違うので、セキュリティー面でもいいかかなと思います。名前の通り、機内をイメージしているカプセルホテルなので、部屋の種類も「ファーストクラスキャビン」「ビジネスクラスキャビン」。新しいステイの形として、次回はぜひ泊まってみたいなあと思ってます。
4:GRIDS HOSTEL & LOUNGE(秋葉原)
2015年4月19日オープンの新しいホステル。ホテルの企画・設計・運営をホテルクラスカなどを手がけるUDSが行っているので、内装含めどんな感じなのかが気になっています。外国人観光客に照準を合わせたゲストハウス型ホテル、最近増えてきましたね。
宿泊となるとホテルやビジネスホテルでと考えがちだけど、こういった新しい宿泊スタイルもミックスしながら東京の滞在も楽しんでみようかなと思ってます。
5:KAISU(赤坂)*2015年10月16日追記
立地はなんと赤坂。都心どまんなか。旧料亭を改装したリノベ物件というのもおもしろいところ。ラウンジもきれいな感じなので、予定の場所によっては動くのに便利かな、と。
6:ON-THE-MARKS(川崎)*2015年10月16日追記
安く泊まれるBunk Bedは、幅が通常のカプセルホテルよりも広いみたいなのでゆったりできそう。用途に応じて個室が選べるのもいいな。ここは音楽にこだわっていそうなので、ラウンジで夜お酒を飲みながら音楽を楽しむとかもよさそう。場所は川崎駅だけど、駅からそんな遠くなさそうなのでここも一度泊まってみたいところ。
武谷朋子(タケタニトモコ)でした!
旅する視点で東京を見てみる
おととい、1ヶ月半ぶりにホーチミンに戻ってきました。今日は余裕の30度超えです。暑い…!
昨年12月から2ヶ月ちょっとホーチミンで暮らして、日本に1ヶ月半ほど滞在。今回の一時帰国はベトナム旧正月&日本での仕事のためだったのですが、それも無事に終了して、そしてまたホーチミン暮らし再開。
一時帰国中に以前暮らしていたときとは別のことを感じたので、数回に分けて書こうと思います。
4ヶ月前まで東京で暮らしていて、その時感じた東京は、あくまでも「暮らしている街」であり、東京の街自体は「いつでも行ける場所」であり「日常」でした。海外に旅に出かけたとしても、東京に帰る家があるのが当たり前の生活。
そんな暮らしていた家も引き払い、家族2人でホーチミンに引っ越してきたので、今回の一時帰国は当然ながら東京に家がない…!実家は別としても、東京にいるのに帰る場所が違う(というか家がない)というのはとても不思議な感覚で、それまで暮らしていた東京を別の角度から見ることにもなりました。
今回の一時帰国前半2週間で、首都圏の1都4県を大移動。予定ごとに泊まる場所を移動して、さながらリアル遊牧民生活じゃないか!と思いながら(実際友達にもそう言われながら)、生活に必要な荷物は小さなスーツケース1個にまとめて移動する生活をしていました。いやー、なんとかなるもんだ。生活に必要な荷物って、それほど多くないんじゃないかと今回やってみて思った次第です。はい。
そんなわけで、予定にあわせて宿泊先をいろいろと移動していたわけですが、せっかく東京に泊まるのであればということで、ゲストハウスから泊まってみたかったホテルまでかなり様々な宿泊先にお世話になりました。
そんな中、初めて東京のゲストハウスに泊まった時のこと。
フロントにこんなものがありました。
Time Out Tokyo が出している、東京の街ごとに行くべきスポットを集めた冊子です。ちょうどこの時、海外から日本に来る外国人の方がいて、銀座のおすすめは?と聞かれたことが発端となって、ふと手に取ったのでした。旅行者に銀座を案内するとしたら、わたしならどうするかな・・・なんてことを考えながら冊子を開いてみると「銀座でやるべき101のこと」が書かれていました。
ちらっと見えますが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが訪れたカフェが銀座にあるようですよ(この時初めて知りました)。なるほど、外国人視点。いわゆる銀座の有名店も多数載っていましたが、高級店とかに限らず喫茶店なんかも載っていて、読んでいて結構楽しめました。
海外へ行ったら現地の情報を仕入れるのと同じように、海外からくる外国人の旅人さんたちもまた、東京で情報を仕入れるのにこういうものも活用しているんだなーと。ピックアップされたお店の切り口とか見てみると、いつも決まったところしか行かない銀座の新しい楽しみ方ができた感じでした。
ちなみに、渋谷や六本木など他のエリアもマップ付きの冊子になっているようです。詳しくはTime Out Tokyoマップストアから(エリアによっては日本語と英語あり)東京のゲストハウスなどにも置いてあるようなので、見つけたらぜひ。
旅するように暮らす、なんて言われたりもするけど、ゲストハウスに泊まってみたりすると、旅行者の視点ができたりして新たな発見がありました。ゲストハウス、おもしろいですよ。
今日はこのあたりで!
Tomoko Taketani/武谷朋子
今年2度目のあけましておめでとう/ベトナムのテト
先週から日本に一時帰国しています。さ、寒い…。
毎日30度のホーチミンから一気に気温ヒト桁台の日本へ。12月に出国したので日本の冬らしい冬は今回の帰国で初めて体感してますが、いやー、寒さはもちろんのこと、空気の乾燥が想像以上にすごいです。帰国初日で一気に肌がカサカサ(泣)あわてて保湿の毎日です。保湿、大事。
そんな今日は2015年2月19日。
日本だと普通の日ですが、今日は旧暦でいう元旦。ベトナムは旧暦でお祝いするので、ちょうど今日が元旦なのです。
2度目のあけましておめでとう。
ベトナムに住むまで、ベトナムが旧暦でお祝いするものとは知らなかったのですが、2月に入ってからの街はこのお正月に向けて街中が賑やかに、且つ着々とお正月の準備という形で、日本の「年末感」そのもの。
いたるところにお正月の飾り付けがされていました。華やか。いや、派手です。
↑(手に持っているのは果物か何かだと思って聞いたら金塊だそうです。金!)
いろんな飾り付けに赤と黄色が多いのです。やっぱり派手。
ベトナムではこのお正月を「Tet(テト)」と呼びます。
今日が元旦なのですが、この前後からテト休みという年末年始のお休みにみんなが入ります。みんな、お正月は故郷に戻って家族や親戚一同でゆっくり過ごすのが習わしのようで、当然ながら街中のお店の多くはお休みになってしまうのです。
この時期にベトナムの旅行は注意…!
テト休み前後も帰省ラッシュで交通渋滞がすごいようなので、テト休み前後の日程のベトナム旅行は控えた方がいいです。(そんな理由もあり2月上旬に一時帰国しました)
2015年の年越しはホーチミンで迎えたのですが、気温と、本当のお祝いはテトだということもあり、12月末はそこまで年末感はありませんでした。1月1日はベトナムも祝日なのですが、普段よりバイクの量が少ないかな?というくらいで、日本の元旦のような静けさはなかったです。(なので、無理やりお雑煮を作ってお正月感を演出する作戦に。)
ベトナムに住んでいるので、今年は今日が「あけましておめでとう」の日ということで、
また気持ちも新たにしようと思うのでした。
ホーチミン生活は2ヶ月ちょっと経ったところですが、行く前の予想をいい意味で裏切る場面にたくさん遭遇しています。今年はそんな環境にもっとどっぷり浸かっておもしろいことをたくさん見つけにいってみようと企み中。
今日はこのあたりで。
Tomoko Taketani/武谷朋子
バルセロナで”食べる時間”を考える:WEBマガジン「ORDINARY」掲載
自由に生きるためのWEBマガジン「ORDINARY」に今月も旅のヒトコマを掲載していただきました。バルセロナで見つけた充実した「食の時間」のつくり方。よかったらご覧ください。↓
▷バルセロナで学んだ充実した “食の時間” のつくり方|ORDINARY
ごはんをゆっくりおいしく楽しく食べる時間が持てると、体も心も満たされる感覚があります。でも、忙しい時ってついつい食べる時間をおろそかにしてしまいがちなんですよね。。(特にお昼ごはん)
どんな状況でも、”満たされるお昼ごはんの時間”を持つことで変わった体験を書いています。スペインのバルセロナは日本人にも人気の街ですが、ごはんがおいしい街って本当にすばらしい!とつくづく思います。夜まで続くおしゃべりとごはん(スペインの夜ごはんは大体夜9時くらいから)。ちょっとずつ食べながらお店をハシゴしてみたり。そんな賑やかな食の時間は、そこにいるだけで満たされるのでした。
スペインだと、いつかバスク地方のバル巡りをしたいなあ。
きっと「今だ」という時期が来るはずなので、その時がきたらぽーんと飛んでいってこようと思ってます。たのしみ。
ベトナム旅行で気をつけたいタクシーの乗り方とメーターの読み方
ベトナムはバイク社会。ものすごい数なんです。というわけでこんにちは。武谷朋子(タケタニトモコ)です。
わたしが大好きな番組「水曜どうでしょう 第1弾 原付ベトナム縦断1800キロ」を見てそのバイクのすごさはちょっと心構えはしてました。でも、正直あれからもうだいぶ年数も経ったし、数は減ってるんじゃないのか…と思ったら、テレビで見たあのシーンそのままだったという…(^ ^;)
海外の旅に出ると、基本は徒歩で、遠いところは公共交通期間(地下鉄とかバスとか)を使って移動します。
・・・・が、ベトナムは地下鉄や路面電車がないんですよ。。
(バスもありますが、乗車難易度が高い)
なので、徒歩でいけないところは基本「タクシー」での移動になります。
タクシーね・・・なんかぼったくられそうな気がするから旅ではできるだけ使わないようにしていたんですが、そうも言ってられない。でも、ホーチミンはタクシー使わないと行きたいところにたどり着くのはほんと難しい。
でもご安心を。乗り方さえ覚えてしまえばもう安心。
とにかくタクシー料金が激安なので、どんどん使ってびゅんびゅん出かけるのがよしです。
ちなみに、ホーチミンにもぼったくりタクシーが存在しますので、特にどのタクシーに乗るかは気をつけてください。ぼったくりから身を守る正しいタクシーの乗り方をまとめてみました。
(ちなみに、以下はホーチミンでわたしが普段乗っている方法です。他にもいろいろあると思いますが、とりあえずこの通り乗れば問題ない、ということでお読み下さい)
①どのタクシーに乗るか
ホーチミンにはいくつかのタクシー会社がありますが、わたしのおすすめは「VINASUN(ビナサン)」。白い車体に赤と緑のラインがあるので分かりやすいです。他に大きなタクシー会社だと「MAI LINH (マイリン)」というのもあります。VINASUNは、車自体もそうですが、車内も清潔だし、運転手さんに感じのよい人が多くていつもタクシーはVINASUNを使ってます。
②タクシーのつかまえ方
ホーチミンには、基本的にタクシー乗り場がないので、流しのタクシーをつかまえることになります。キョロキョロ見回して手を上げれば止まってくれます。逆にタクシーの方からクラクションで積極的に空車をアピールしてくることもあります。タクシーはつかまえやすいと思う。
③行き先の伝え方
これは行き先の住所を文字で伝える。これが確実です。メモ帳に住所を書くか、スマホなら行き先の住所が書いてある画面をドライバーに見せる。Google Mapsの画面そのまま見るのはNG。ドライバーは行き先を住所で覚えてるので、地図上で見せても結局住所は?と聞かれることになりますので。ちなみに住所をそれとなく発音してみて口頭で伝えるのが一番NGです…!ベトナム語の発音はすごく複雑なのと、似たような名前の通りも多いので高い確率で別のところに連れていかれます(笑)
④乗った後に大事なこと
住所を伝えたらほっと一安心。ですが、メーターが動いてるかどうかは必ず確認を。VINASUNタクシーはまず大丈夫だと思いますが、メーターが動かず後でぼったくり請求がくる、という別のタクシー会社もあるようですので、念のため確認しておくのがよさそうです。
ちなみにメーターの読み方ですがVINASUNの場合、下3ケタが省略されてます。下の写真の場合だと、メーターは「21」なので、実際は21000₫(ベトナムドン)になります。ケタ数が多いので初め混乱しますが、VINASUNであればこれだけ覚えておけば大丈夫です(他のタクシー会社だと隠れてる桁数が違う、とかもあるようですが…)
⑤さいごに
VINASUNの普通乗用車の初乗りは11,000₫(約66円)と激安!ですので、バイクの多い通りを歩いて行くよりも早く安全に目的地にたどりつけます。ベトナムではどんどんタクシーを利用しましょう!(※タクシーの初乗りは2015年2月現在の料金です。)
今日はこのあたりで。
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ホーチミンの道路事情と道の渡り方
Tomoko Taketani/武谷朋子
旅先で感じる街のエネルギーをうまく取り込んでみる
基本知識もなく、旅でも来たことのないベトナム・ホーチミンに住んでちょうど2ヶ月。
ベトナムに住むことになったよ、と友達に伝えると、「バイクすごいよ。でもごはんおいしいから大丈夫だよ…!」と励まし(?)に近いような言葉ももらいましたが、ここに来るまではどんな国・街なのか不安の方が大きかったのが正直なところでした。(おいしいごはん以外の楽しみが見つけられなかったらどうしよう…と本気で思ってた)
そんな感じの不安と共にやってきたホーチミンは、いい意味で予想をどんどん裏切ってくれています。
最初に感じたのは若い人が多く、街にとても活気があること。
こんな記事がありました。
国民平均年齢「27歳」ベトナムの活力、日本語で接客・客引き、捨てゼリフはなぜか関西弁「なんでやねん」…20年ぶりのベトナムは活気にみなぎっていた(産経WEST)
平均年齢27歳…!そりゃ若いわ!!!!!
街のどこを歩いても若い人たちがたくさん。カフェに入ってもそうだし、夜の街にはバイクでデートしている恋人たちもたくさんいる。どこへいっても若い人たくさんなんですよ。賑やかだし楽しそう…!
❙ 周りの環境は思ってる以上に自分に影響を及ぼす
ベトナムは今、経済成長率も著しく、街の至る所で建設や工事がどんどん行われています。(メトロの開通に向けた準備も始まっています)もうね、ほんと活気がすごいんですよ。活気がみなぎるという表現は合ってるのかも。この感覚はあまりアジア旅行をしてこなかったわたしにはとても新鮮でした。
そんな街に身を置きながら、どんな環境にいるか、そしてそこにいる人たちの放つ空気って確実に自分にうつるんだよなあ、なんてことを思い出したのでした。
前職時代、幸いなことに成長業界で仕事をしていました。業界がどんどん大きくなり、技術も含めてどんどん変わっていく中で仕事ができていたのですが、そもそもこの環境に自分がどう関われるかを考えている時のはやっぱり前向きな考えになるし、そんな仕事を一緒にする仲間もやっぱり一緒に成長を考える、今後も付き合ってきたい魅力的な人たちにたくさん出会うことができました。
自分が楽しくやりがいをもって仕事ができている理由って、環境と人だけで語ることはできないけれど、でもこの2つは大きな割合を占めてるんじゃないかなと。どういう環境に身をおくか、誰と関わるか。
❙ 居心地よい環境は自分が動いて作り上げていく
外部からのエネルギーって本当に大きくて、知らない間にパワーを貰えることもあれば、自分のパワーがどんどん吸い取られていくということもある。なんとなく息苦しい時は、居場所を変えてみたり、関わる人を変えてみたり。自分とかかわる環境や人に時には目を向けてみたりしています。
周りは変えられないけど、自分ならば動くことができる。心地よい場所(環境・人との関わり)は自分で作り上げていくしかないから、とにかく動き続けて探していくことが大事なのかなと最近思ってます。世界を旅する中で、世界中のいろんな心地よい場所や人に出会い、自分にとっての居心地のよさとは何かをひとつひとつ探しに行っているのかも。
この街が放つとんでもなくポジティブな空気は、そこにいるだけで元気が出るんですよね。
のんびりするというリフレッシュ方法があるのなら、活気のある環境に身をおくというリフレッシュもあるんじゃないかと思います。(←わたしはのんびりよりアクティブに動き回る方がリフレッシュできるタイプ。のんびりはすぐに飽きてしまう…)
そうそう。こんな記事を発見。
フォーブスが選ぶ「2015年に訪問すべき国トップ10」-ベトナム3位にランクイン(ホーチミン経済新聞)
なんとベトナムが3位…!(意外にもかなり上位じゃないか…!)
ホーチミンで、アクティブにリフレッシュするの、おすすめです(ひいき目なし)
(誰か遊びにに来てくれることをほのかに期待しつつ、今日はこのあたりで。)
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http://freedom-univ.com/lecture/world_travel.html
Tomoko Taketani/武谷朋子