旅する視点で東京を見てみる

おととい、1ヶ月半ぶりにホーチミンに戻ってきました。今日は余裕の30度超えです。暑い…!

昨年12月から2ヶ月ちょっとホーチミンで暮らして、日本に1ヶ月半ほど滞在。今回の一時帰国はベトナム旧正月&日本での仕事のためだったのですが、それも無事に終了して、そしてまたホーチミン暮らし再開。

一時帰国中に以前暮らしていたときとは別のことを感じたので、数回に分けて書こうと思います。

4ヶ月前まで東京で暮らしていて、その時感じた東京は、あくまでも「暮らしている街」であり、東京の街自体は「いつでも行ける場所」であり「日常」でした。海外に旅に出かけたとしても、東京に帰る家があるのが当たり前の生活。

そんな暮らしていた家も引き払い、家族2人でホーチミンに引っ越してきたので、今回の一時帰国は当然ながら東京に家がない…!実家は別としても、東京にいるのに帰る場所が違う(というか家がない)というのはとても不思議な感覚で、それまで暮らしていた東京を別の角度から見ることにもなりました。

今回の一時帰国前半2週間で、首都圏の1都4県を大移動。予定ごとに泊まる場所を移動して、さながらリアル遊牧民生活じゃないか!と思いながら(実際友達にもそう言われながら)、生活に必要な荷物は小さなスーツケース1個にまとめて移動する生活をしていました。いやー、なんとかなるもんだ。生活に必要な荷物って、それほど多くないんじゃないかと今回やってみて思った次第です。はい。

そんなわけで、予定にあわせて宿泊先をいろいろと移動していたわけですが、せっかく東京に泊まるのであればということで、ゲストハウスから泊まってみたかったホテルまでかなり様々な宿泊先にお世話になりました。

そんな中、初めて東京のゲストハウスに泊まった時のこと。
フロントにこんなものがありました。
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Time Out Tokyo が出している、東京の街ごとに行くべきスポットを集めた冊子です。ちょうどこの時、海外から日本に来る外国人の方がいて、銀座のおすすめは?と聞かれたことが発端となって、ふと手に取ったのでした。旅行者に銀座を案内するとしたら、わたしならどうするかな・・・なんてことを考えながら冊子を開いてみると「銀座でやるべき101のこと」が書かれていました。

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ちらっと見えますが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが訪れたカフェが銀座にあるようですよ(この時初めて知りました)。なるほど、外国人視点。いわゆる銀座の有名店も多数載っていましたが、高級店とかに限らず喫茶店なんかも載っていて、読んでいて結構楽しめました。

海外へ行ったら現地の情報を仕入れるのと同じように、海外からくる外国人の旅人さんたちもまた、東京で情報を仕入れるのにこういうものも活用しているんだなーと。ピックアップされたお店の切り口とか見てみると、いつも決まったところしか行かない銀座の新しい楽しみ方ができた感じでした。

ちなみに、渋谷や六本木など他のエリアもマップ付きの冊子になっているようです。詳しくはTime Out Tokyoマップストアから(エリアによっては日本語と英語あり)東京のゲストハウスなどにも置いてあるようなので、見つけたらぜひ。

旅するように暮らす、なんて言われたりもするけど、ゲストハウスに泊まってみたりすると、旅行者の視点ができたりして新たな発見がありました。ゲストハウス、おもしろいですよ。

 

今日はこのあたりで!

 

Tomoko Taketani/武谷朋子

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武谷朋子のプロフィール
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