ポルトガルワインの魅力にはまるリスボンの酒屋2選
旅に出ると、ご当地のお酒を飲み、そんなローカルな場にいるのがなんとも心地よくて、ついついそんな場所を求めてうろうろしています。
旅先で買うおみやげも、旅の回数を重ねるごとに自分らしいものを厳選するようになったのですが、最近の旅でよく買って帰るのが、お酒。
正直重いんですが(笑)、重さに耐えて持ち買った後、旅の余韻に浸れるものでもあるので、気にいったものや、ぴんと来たものは購入するようにしています。
これまで世界のお酒紀行で書いている通りなのですが、ポルトガルはなんといってもワイン!ワイン!特に日本で売っていないヴィーニョ・ヴェルデを今回は持って帰りたいと思ってたので、ローカルの酒屋さんへ。どちらもほんと時間を忘れるほどに夢中になれるお店です。ポルトガルワインのおみやげ、おすすめです。
お酒の持ち帰り方
ちなみにお酒は液体類なので、手荷物での持ち込みは不可。いつもタオルや洋服などにくるくる巻いてスーツケースの中に入れてます。割れちゃうんじゃないかといつもちょっと心配ですが、今まで割れていたことは一度もなし。できるだけ衝撃がかからないように、スーツケースの内側に入れて、できるだけ動かないようにするのがポイントかなと。
ポルトガルワインならまずここへ|NAPOLEAO
こちらは有名な酒屋さん。実は7年前もここで購入してたりします(笑)
このNAPOLEAOは、とにかく品数が豊富。というより多すぎて何が何だか分からなくなります。圧巻の陳列。ボトルに値段が書いてあるのですが、品数もさることながら、価格のバリエーションも豊富です。
ここの店員さんたちは本当に知識豊富なので、買いたいワインの種類や、味の好み、ある程度の価格帯を伝えたら、何本かおすすめしてくれます。(一部のワインは試飲もあり)とにかく種類が多すぎて自力で選ぶのはかなり厳しいほどにすてきなお店なので、店員のおじさんのおすすめされるままに買うのがいいかと(笑)
今回はヴィーニョ・ヴェルデしばりで何本かおすすめしてもらったもののうち、日本では買えない2本を購入してきました。まだ開栓してないのですが、飲んだらまたご紹介したいと思います。プロにすすめてもって出会う味も、またたのしい。
試飲ができるポルトガル産のお酒のセレクトショップ|Alfama Gourmet
こちらのお店は、28番トラムに乗ってアルファマ地区に行った時に、途中下車してぶらぶら歩いていて偶然見つけた一軒。実はまだ開店して2ヶ月ほどなんだとか。レオナルドより規模はかなり小さいのと、どちらかというと、ポルトガル全土から、人気のある種類を厳選して置いているお酒のセレクトショップというような感じでした。ワインだけでなく、リキュールや缶詰などもちょっとずつあるので、いろいろ試しながら一気に買いたい、という時はいいかも。
ここのお店のよいところは、とにかくいろいろ試飲させてくれるところ。店主の方の丁寧な説明と共に、ポートワインや、ジンジーニャと呼ばれるチェリーのお酒など、いろんな種類をちょっとずつ飲ませてもらいました(たぶん10種類は飲んだ)。飲み比べてみると味が全然違う…!比較しながら自分の気に入った味に出会えるのがいいなあ、と。
こちらではジンジーニャを1本購入しました。ちなみに店内で味わえるジンジーニャをチョコレートのカップに入れて飲むのが超絶おいしいです(有料ですがたった1€)。現地でお試しあれ。
まだ始めたばかりのお店ということでしたが、店主のおじさんがおもしろいので、アルファマ散歩のついでふらり立ち寄るのがおもしろいと思います。ちなみにこのお店の付近は、写真の撮りがいのあるエリアもあります。
重さに負けて買ってこなかったんですが、ものすごくおいしかったリキュールとポートワインがあったので、次回はそれを目当てに3度目のポルトガルにまた行きたいなあ。
<Information>
◉NAPOLEAO
http://www.napoleao.co.pt
◉Alfama Gourmet
Alfama Gourmet Facebookpage
旅を終えても、ちょっとずつ持ち帰ったお酒を味わうことで、なんだかちょっと旅が続いている気分になるのがいいんですよね。「なにこれ、こんなおいしいものが!」っていう衝撃が楽しくて、また次の旅が楽しみになるのでした。
さて、ヴィーニョ・ヴェルデはいつ開栓しよう。(ジンジーニャはもう飲み干した)
ポルトガルのナザレで飲んだこちらもおすすめ。
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)