オーダー間違いから始まる新しい料理との出会い(Bun Cha Ca)

外に食べにいくごはんがおいしいというのはかなり大事!と思う今日この頃。

必ずしも今まで行った海外の国や街全てがおいしかったか、というとそうでもないんだけど、少なくともベトナムはわたしが行った20カ国以上の中ではおいしいランキングTOP3に確実に入ります。だから、暮らし始めてもうすぐ3ヶ月になるけれど、まだまだ外ごはんの開拓に飽きる気配がありません。(しあわせなことです)

どれだけ食いしん坊なんだよ…とは思うけど、まあこればっかりは仕方ない。友達がホーチミンに来たらとっておきの場所を紹介しよう。そうしよう。

この前書いたブンチャー(Bun Cha)の話。ああもう、こんなに好きならもっと食べ歩きしなきゃ!と思って新規開拓した時に事は起きた。

比較的ご近所にあるお店(まだ入ったことはない)。お店の前には「Bun Cha」の文字。そうか、ここもブンチャーを売りにしているのか、と思って入ってみました。メニューを見てお目当ての文字を確認したわたしは「Bun Cha」と言って指差ししてオーダー。そして数分後に来た。

・・・・別の物が。

あれ、あれ・・・汁があるぞ。

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これが来ました。あれ、汁がある…。

とりあえず「Bun Cha」というのはそのままローマ字読みで発音すればまず間違いなく通る単語なので、発音が間違ってる可能性は低い気がする。ということは指差し間違い・・・?

ま、これはこれでおいしそうなので食べようということで食べてみた。麺はブン(Bun)で上に練り物・タマネギ・トマトが乗っている。鶏のダシがしっかり出た優しくておいしい一品でした。Bunは中太麺よりこちらの細麺が好きだなあ。ということで、ごちそうさまでした。

いやいや、でもこの料理は何なんだということが気になっていろいろ検索してみたところ、どうやら「Bun Cha Ca」というものらしい。それにしても、どこで間違えたんだろう。。

間違いから起こる偶然の出会いもあるよね、というこの日の発見。

これはこれでいいよね。全然狙っても期待もしていなかったからこそ、びっくりしたけどまた新しい味を知ることもできたし。初めて食べるものって、どんな味なんだろう、ってちょっとドキドキする。ベトナムにはまだまだそんな食べ物がありすぎて、しばらくこんな味の冒険ができそうです。たのしみ。

Tomoko Taketani/武谷朋子

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