慣れた環境から離れて気づくこと:WEBマガジンORDINARYに掲載されました

海外へ旅に出るなら、直行便と乗継便、どちらを選びますか?

”好きを活かして自分らしく生きる それがあたりまえになる世界へ”
をコンセプトにしているWEBマガジン「ORDINARY」に、旅について書いた文章を掲載していただきました。よかったらご覧ください。↓

海外へは乗継便で飛ぶ。ファイナルコールまでにもう1カ国味わう方法|ORDINARY

そもそも、乗継便を楽しめるとか、少ない時間を全力で楽しみ尽くそうと考えるようになったのも旅を始めてからだなと書きながら気づきました。正直なところ、ヨーロッパの長距離路線だと一番安い航空券はほとんど乗継便なんですよね。。直行便との価格差を目の当たりにて「ああ、手が出ないわ…。」と強烈に思った記憶があります。。

ORDINARYのエッセイには、アブダビ(アラブ首長国連邦)のトランジットについてのエピソードを載せていますが、実はこの他にもモスクワや、ヨーロッパ各都市など、目的地ではない空港での思い出がたくさんあります。不思議な時間なんですよね、乗継便を待つ間の感覚。日本は出国したけど、まだどこの国にも入国していない、宙ぶらりんの時間。

 

フィンランドのヴァンター空港

フィンランドのヴァンター空港。よくお世話になっています。

 

空港や乗継便を待つ間の時間がすごく好きなのですが、これは乗継便での旅を繰り返していなければ気づきませんでした。逆を言えば、旅を続けていたから気づけたこと。それ以上に、その場をこんなに楽しもうと思っている人間だということも、この経験を通じて発見しました。自分のことって、なかなか気づきにくい。

❙ 乗継便を選ぶときに大事なこと

この乗継便の話でいうと、「乗継便は全て楽しい」というつもりはなく、適度な乗り継ぎ時間を確認する、というのが大事です。わたしの場合は、2時間くらいかな。乗り継ぎはスムーズにしたい!と思って、あえて短すぎる乗り継ぎ(例えば1時間)とかを選択してしまうと、飛行機のフライトスケジュールが遅れたりして、乗り継ぎできない…!という悲しすぎる事態も起こりうるので、乗り継ぎはゆとりをもって。(そんな意味で最低2時間くらいは欲しい)

❙ 旅の目的地だけが旅じゃない

旅ってその目的地での体験だけじゃなくて、行き帰りの移動すらも数々の体験が潜んでいるので、もはやこの”移動”も楽しめる旅の立派なパーツ。(あ、でも旅の準備段階からも気分が高まっているので本当は、そこからもう旅が始まっている感じではありますが。)

旅の目的地の前後だって気づいたり、学べる部分がある。
そういう意味で、旅って全ての工程が発見の連続だなといつも思います。これって普段の生活ではなかなか味わえないこと。

年に1度は海外に行くという、あえて環境をまるっと変える選択をすることで、自分の中に「初めての小さな経験」を積み重ねていくことは、旅をしている時間だけじゃなくて、帰国してからの自分にも本当にいい影響があります。

いつもの居心地のよい場所から思いっきり離れてみると、そこから気づくことがある。
必要なのは、環境を自分で変えるという少しの勇気だけなのかもしれないですね。

さて、今年はどこへ行こう。

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武谷朋子のプロフィール
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