芝生の上のベストシーズン(フィンランド編)

これから何回かにわたってフィンランドの旅のことを。

ムーミンやら、イッタラやら、どうもフィンランドのコト・モノを話すことが多いらしく、
いつの間にか周りから「フィンランド好きな人」として見られることが多くなりました。
フィンランドは大好きなのでそれもうれしい話。

さて、旅に出る時期はどうやって決めるか?という話。

わたしが旅に出るときはいつもどのシーズンに行くと一番楽しめるか?」ということを考えています。
もちろん休みが取れる時期にもよるので、完全に自由な日程で考えられるわけでもないのですが。

ベストシーズンを考えるのは、当たり前なようでいて、実はすごく大事だと思うのです。

例えばフィンランド
首都のヘルシンキはのんびりした街で、初めて行った時に妙な落ち着き感がありました。
海外なのになんだこのまったりゆったりした雰囲気は…!という感じ。

ヘルシンキは、フィンランドの中では南にあるものの、
日本よりもだいぶ北に位置しているため夏は日照時間がとても長く、冬はかなり短い。

夏はどれくらい日照時間があるかというと、8月上旬で夜10時頃までは普通に明るい。
なので、朝から夜までかなり楽しめて1日を長く使えるのはこのことだ!と、
とても充実した滞在を送ることができます。
逆に冬だと午後3時-4時には日没。(日が短い…!)

旅をするなら断然夏がおすすめです。7-8月中旬までくらいかな。
(ちなみに8月でも日陰に入ると涼しいので長袖は持っていったほうがよいです)

わたしは夏にしか行ったことがありませんが、
行く度に、短い夏を楽しむフィンランド人の姿がいいなあと思って見てしまいます。

昼間から、いや、朝から日没まで芝生の上でひなたぼっこしながらおしゃべり。
外から見ててもそれがすごく楽しそうで、そんな時間はやっぱり幸せだよねーなんて。

みんな芝生の上で夏を楽しんでます ©Tomoko Taketani










ベストシーズンは、旅する人にも嬉しいけど現地に住む人だってやっぱり嬉しいわけで。
それを一番感じるのがフィンランドのヘルシンキだったりします。
短い夏を堪能しようと、外へ出て積極的に日向ぼっこ。
街中でみるその光景がなんだか幸せなのです。

せっかく旅に出るなら、最高の時間にしたい。
そのためにも行きたい旅先のベストシーズンを調べるひと手間を加えることで、
旅はさらに楽しくなります。

ヨーロッパ全般だと、国にもよるけど5-10月くらいは旅がしやすいかな。
初めてのフィンランドなら7-8月にぜひ。
フィンエアーで行けばフライト時間も短いのと夏の日照時間の長さで、
思う存分フィンランドを堪能できると思います。
日数は中3日もあればヘルシンキは十分楽しめるかな。

夕暮れ時でも外の席はいつもいっぱい ©Tomoko Taketani

のんびりしている街なので、せかせか観光地をめぐるのではなく、
せっかくなら現地の人にまじって短い夏の太陽を楽しんでみるのがおすすめです。
芝生に座ってアイスを食べたりするひとときなんかは、それだけで本当に楽しいので。
飾らない普段着のフィンランドを感じる旅がわたしは好きです。

いつかサウナに入ってそのまま湖にダイブしたい!
ずーっとやりたいと思ってるけど、いまだ実現できず。しかしどこでできるんだろう。

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武谷朋子のプロフィール
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