初めての道を歩くと小さな発見がある/慣れの比率を変えること

旅先で、初めての道を歩く時のわくわく感が結構(かなり)好き。

住んでいると、どんな場所であれ「慣れ」というのはやっぱりあるんだな、とここベトナム・ホーチミンでも感じます。何もかもが初めてすぎて戸惑った最初の頃よりはいい意味でも暮らしやすくなったのは確か。一方で、よく歩く通りや行くお店などには、目新しさではなく「いつもの光景」になってきています。住んでいるので当然といえば当然ですが。

でも、この慣れの比率が日常の中で多くなることにちょっとした危機感があります。慣れの範囲でできるある程度の無意識の中での行動って、安心感はあるかもしれないけれど、ドキドキが足りない。

ちょうど昨日行きたい場所があったので、初めての道を歩いて行ってみました(ホーチミンはバイク移動の人がほほとんどなので、歩行者を見るとバイクタクシーのおじさんからたくさんのラブコール(=営業)をいただくのですが、華麗にお断りする^^; )。

初めてみる風景と喧騒。

バイクの交通量の多い夜の道路で慣れていない道を歩くというのは、いつもと違う緊張感があるんだけど、やっぱり好きだなあと。ドキドキするんだけどおもしろいし、何より小さくても発見がある。

昨日はすてきな光景を見つけました。あたたかい明かりの灯る2階建のカフェ。そしてお隣もまたカフェ。(ホーチミンによくある光景です。カフェがたくさん。)

The1985

まったりと過ごす夜のカフェ時間。なんだかのんびしてて、見てるとほっこりします。ベトナムの好きな光景。

慣れたかなと思っても「そう来たか!」という予想外の刺激も多いホーチミンですが、小さな発見や新しい刺激は大事にしていきたいなあ。慣れる前にまた新しいことしちゃう、という感じで。

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*旅のエッセイ書いています*
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武谷朋子/Tomoko Taketani

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