ポルトガルのパティスリーで頼みたい逸品:バカリャウコロッケ(フィッシュケーキ)
ポルトガルで手軽に食べられるおやつといえば、やっぱりパステル・デ・ナタ(エッグタルト)。
でももうひとつ、今回かなり気に入って食べていたものがあります。それがフィッシュケーキ。
フィッシュケーキ ≒ 魚のケーキ!?
ちょっとびっくりする名前ですが、「鱈(バカリャウ)の身が入ったコロッケ」という表現がマッチしているのかな。これが小腹が空いた時にちょうどいい。ちなみにポルトガルの人たちは鱈をものすごくよく食べる。バカリャウ(鱈)というポルトガル語の単語はもう前回の旅でこれでもか!ってほど食べてすっかり覚えてしまったほど。
ということで、このフィッシュケーキ。どこで買えるのかというと、いわゆる街中にあるパティスリーには大抵あります。値段だって1個100円ちょっとくらい。お菓子のとなりにこのフィッシュケーキ。揚げ物とおかしが一緒に並ぶ(しかも味は塩味が効いてる)のを見ると、なんでパティスリーにあるんだろうなあ、と思うんだけど、これもまた文化。
ちなみにこのフィッシュケーキ、絶品エッグタルトで紹介した「パスティス・デ・ベレン」にもやっぱり売っていて、エッグタルトのついでに買って食べてみたら、これがまたおいしい…!あのお店は何食べてもクオリティがすごいんだな。
そんなフィッシュケーキ。
パティスリー以外で1軒おもしろいお店を発見。それが観光なら絶対訪れるであろうコルメシオ広場に面する「ビール博物館の1階」。街中から海に向かって歩いた場合はちょうど左側にあります。
フィッシュケーキの看板があって思わず中に入ったら、なんと手作りしているじゃないか…!夜ごはん前だったけど、1個だけ食べてみたくなって店内で注文。ちなみに店内はバーカウンターがあり、ここで飲みながらフィッシュケーキも注文できます。ビール飲みながら揚げ物です。ははは。
通常フィッシュケーキは鱈の身だけですが、ここのものはとろとろチーズが入ってました。おいしい!ただ、チーズの量がかなり多くて、途中からチーズをこぼしながら食べることになります(笑)
エッグタルトもそうだけど、ちょっとお茶したり小腹が空いた時に食べられるものが多くておいしいのがポルトガル。
ぜひお試しあれ。
<Information>
ビール博物館 Museu da Cerveja
http://www.museudacerveja.pt/
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)