ベトナム伝統芸能の水上人形劇を観に行ってみたら

ベトナムには「水上人形劇」という伝統芸能があるらしい。

本場は首都ハノイのものらしいけれど、ホーチミンにも専用の劇場があって、毎晩ショーが行われているそうな。

ということを知ったのはガイドブックを買ってからでした。
「これは行ってみるべし!」みたいな感じでプッシュされていたような気がするのですが、正直あまり行く気になれなかった。。なんというか、もうそのガイドブックの情報で見た気になったというか、予想を超えることはないんだろうなあ、という思いがあったので。(たぶん数日間の旅行でホーチミンを訪れていたらまず行ってなかったと思います。)

そんなわけで、その存在は知っていながらも、「まあ、機会があったらね」くらいの程度で全く気に留めてなかったのですが、ある日、ベトナム人の友達にさそわれたんですね。

彼女曰く「意外におもしろいよ!」とのこと。

いろいろ聞くと彼女はこの水上人形劇はテレビで観たことがあるらしいのだけど、実際に生で観たことはなかったので一緒にどう?とさそってくれたようです。テレビで観てるから、ストーリーは知ってての「意外におもしろいよ。」という感想。

これは行くしかないなあ。むしろその”意外”具合がどのくらいのものか、あまり期待せずに行きまして。

入口はこんな感じです。もうこの人形の表情がなんとも言えない感じでややツボに入ります。いや、でも期待はしていないぞ。(でもこういう表情好きです)

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そんなに大きくない劇場ですが、この日も観客が満員でした。結構人気じゃないの!

全部で50分のステージで、各3〜5分程度の演目が10個以上演じられるといったショートストーリー形式の人形劇です。サイト(英語)にも演目が載っていますが、その時々で変わるようです。チケットの窓口でパンフレットをもらえるので(日本語あり)、その演目のタイトルを確認しながら鑑賞してました。

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感想をいうとですね、意外におもしろいですよ、これ。
なんか、じわじわくる系です。(特に人形の動きが)

この人形劇の両サイドには楽器を弾く方が6−7人ほどいて、演奏しながら歌いながら演目が進んでいくんですが、当然ながらオールベトナム語なので、理解はできないんです(ははは)

なので、頼りはパンフレットに書かれた演目タイトルだけなんですが、このタイトルさえ確認すれば人形の動きそのものがおもしろいので、見ているだけでも楽しめます。人形の動きがね、おもしろいんですよ(2度目)

水上人形劇のチケット購入と予約について

予約せずに直接劇場のチケット売り場で購入できます。
ただし、週末など混みあっていたり、開演時間ギリギリに到着するなどした場合は当日券が購入できない場合もあります。確実に予約していく場合は、電話で予約できます。(電話番号:0084 8 39302196 ※日本から)

ちなみにチケットの価格は毎年ちょっとずつ値上がりしているみたいですが、2016年3月時点では1人20万ドン(大人)でした。

まとめ

心持ちとしてはあまり期待せずに気楽に楽しんでみようかな、くらいで来るのが正解かと思います。

でも、友達がホーチミンに来たらぜひ連れていってあげたいスポットではあります。わたしはもう一度見たいなあ。(この水上人形劇、わたしは大好き)

さそってもらわなかったら水上人形劇は見ることがなかった気がするので、地元の人がおもしろいよ、ということは素直に聞いてみるのが一番だなとこの時思ったのでした。

この国にはまだまだおもしろそうなものがたくさんあるので、ちょこちょこまた行ってみるつもりです。何でもやってみないと!

GOLDEN DRAGON WATER PUPPET THEATRE
Address: 55 B Nguyen Thi Minh Khai St., Dist. 1, Ho Chi Minh City
http://www.goldendragonwaterpuppet.com.vn/

Tomoko Taketani/武谷朋子

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