海外旅行の必需品、現金とクレジットカード。
これまでヨーロッパを中心に旅をしてきて、そして今ベトナム・ホーチミンに住んでいるわけですが、海外の旅に持っていくクレジットカードについてはなんとなく自分の中の結論が見えたので、そんな話を。
かれこれ海外の旅を始めてかれこれ10年以上経ちましたが、旅の初めの頃から基本的な旅におけるお金の持ち方は、「必要最低限の現金+クレジットカード複数枚」という感じで、これは今でも変わっていません。
日本円から外貨に両替してから、余った外貨を帰国時にまた日本円に両替すると、どんどんレートが悪くなるので、基本的に少額をこまめに両替しながら、両替した外貨は現地で使いきってくるようにしています。(また行くであろう国の通貨が余った時は無理に使わず次のために取っておきます)
基本的な支払いは、クレジットカードが使えるところはどんどんカードで支払い、現金のみの場合に両替したお金を使うという形です。(カードのポイントをきっちり貯める)
クレジットカードは結局のところ何が使えるか
わたしの今までの旅の80%くらいはヨーロッパの国々なので、その経験と今住んでいるベトナム・ホーチミンの情報が主になりますが、結局のところ「VISA」が一番使えるなあというのが最近思うところです。
ヨーロッパだと、MasterCardが結構普及していたので、ヨーロッパメインで旅するのであればMasterも併用すると便利かもしれません。ただ、アジアも含めて旅をするとなると、個人的には「VISA」しかも「複数枚」を持ち歩くのが世界各国に行く可能性がある人なら一番汎用性が高いんじゃないかなあと。複数枚持っていくのは、ごくまれにカードの磁気が反応せずカード自体が使えない場合があるので。これは必須。
そういえば、デンマークに行った時、少額でもカード払いする人が多くてびっくりしました。「そんなカジュアルにカードで払うのか!」という驚き。数百円の支払いでもみんな当たり前のごとくカードでお支払いです。そして決済もPINコードのみ(サインなし)でサクサクと進むので、レジ周りのオペレーションがほんとーにスムーズだったなあ。現金より早い。さすが先進国。これ、全世界のスタンダードにならないかしら。
ベトナムのクレジットカード事情
ただ、ここベトナム・ホーチミンを見てみると、まずカードを使えるお店は結構限られます。もちろんデパート・スーパー・レストラン(ちゃんとしてる系)・市内中心地のおみやげ屋さんなどは使えるところも多いので、そういうところメインで旅するのであれば、カードは結構使えると思います。ただ、使えるカードは「VISA」メインのところがほとんど。(小さなローカルごはん屋さんではほぼカードは使えません)
ちなみに決済のプロセスですが、基本PINコードを求められるのですが、その後になぜかサインも求められます。PINコード入れたのになぜサインも…しかも場合によってはサイン2箇所…(苦笑)というわけで、カード払いをすると、レジでちょいと時間がかかるのがベトナム式です。。
というわけで、行き先にもよりますが、カード枚数はできるだけミニマムにしたい!という方であれば、基本のクレジットカードはVISAを複数枚で(1枚は海外旅行保険付帯だと尚良し)。お財布の中のカード枚数はミニマムに。
さて、次はどこへ行こうかな。
————————
(Information)
*旅のエッセイ書いています*
自由に生きるためのWEBマガジン「ORDINARY(オーディナリー)」で旅のエッセイを書いています。今までに訪れた20カ国以上の中から、印象深かったエピソードを書いていますので、よかったらこちらからご覧ください。
武谷朋子/Tomoko Taketani