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雲の上のマリメッコにデザインの力を見る

==フィンランド編 (FINLAND)

ヨーロッパの旅が好きですが、いつも思うのはロングフライトの楽しみ方について。

直行便でもパリなどへは成田から平均12時間程度かかるので、
この飛行機で過ごす時間をどう楽しむかはいろいろと考えてきました。
(ま、だいだい行きは旅のプランをるんるんと考えてますが(笑))

今まで様々な航空会社を使って旅を楽しんできましたが、
各社、機内食や機内設備は結構違う。似てるようで違う。
でも、長いフライトだからこそ快適に過ごしたいなあと常々思います。

昨年夏に旅をしたヘルシンキ&ベルリンの旅で使ったのはFinnairでした。
最近は結構お世話になってます。

Finnairのロゴははなんだか夏を感じる

一番の理由はフライト時間の短さ。成田からなんと9時間半…!
「日本から一番近いヨーロッパ」なので、他の主要都市に比べるとフライト時間は断然短くてうれしい。
でも9時間超はあります。

機内でできることってやっぱり限られていて、食べるか寝るか、映画か本を読むかくらい。

そんな時にこんなニュースが。

フィンエアーとマリメッコのデザインコラボレーション

マリメッコ好きとしてはたまらないニュース…!
デザインコラボは機体外装から、機内食のアメニティーまで。
これはかわいい。かわいすぎる!!本当にすてきなコラボ。

http://youtube.googleapis.com/v/QlGOkY7FcSw&source=uds
  この映像を見るとすぐに気持ちが持って行かれる…!

 

昨年夏にフィンエアーに乗って旅をして、このコラボを体験してきました。

単純にかわいい!の他に思ったことは、
「無意識のモノにデザインが加わることで、過ごす時間が楽しくなる」ということ。

機内では正直あまりデザイン性を意識したことがありません。
例えば毛布や飲み物のサーブで配れるコップや紙ナプキン。

それらにマリメッコのデザインが加わることで、
意識をしていなかったモノを意識していることに気づきました。


紙ナプキンや紙コップまでもかわいい。

 

フライト時間は長いですが、デザインが加わることで少し楽しい気持ちになれる。
そう思うと過ごす時間の中にデザインを取り入れることって大事だと思う。

ちなみに、フィンエアーの毛布は水玉のマリメッコ仕様でした。(黄緑地に白の水玉!)
かわいいなーと思って足元に掛けていたら・・・・

「毛布は持ち帰らないでください」

という機内アナウンスが。(…え!)
10年以上ヨーロッパへ旅をしていますが、さすがにこのアナウンスは初めて(笑)

マリメッコのデザイン性が加わったことで、モノの見方が変わる。
雲の上でマリメッコを楽しむ時間が来ることは考えもしなかったけど、
おかげでフィンエアーでのフライトがより楽しい時間になりました。これってすごく大きい。

ビジネスクラスではエコノミーとはまた違うマリメッコのアメニティがあるみたいなので、
いつか乗って旅をしてみたいなあ。