また東京に新しい魅力的なホステルがオープンしました。
その名も「BUNKA HOSTEL TOKYO」。外国人観光客が多く訪れる浅草のど真ん中にあります。アクセス最高。
BUNKA HOSTEL TOKYOは12月14日にオープンしたばかりなのですが、当日に行われたオープニングパーティーにご招待いただいたので、その様子と、あと内覧会も行われていたので、中の様子もあわせてご紹介します。
ホステル滞在のススメ
さて、ここ最近すてきなホステルがどんどんオープンしています。宿泊となると、普通はホテルやビジネスホテルなどを考えがちですが、ベトナムからの一時帰国の際は必ず何泊かはホステルに泊まるようにしています。いちばんの理由はそこに滞在する世界中からの旅行者と出会えるから。
宿泊くらいのんびり誰にも邪魔されたくない、という時はあえてホテルを予約する場合もあるけれど、東京を旅する外国人の方との会話は本当に楽しくて、そこからまた新たな日本の魅力や見方に気付かされたりも。また自分が旅をしてきた場所が重なったりもして、思いがけない会話が生まれる瞬間が好き。そういった意味で、東京にいながらにして世界中の人たちと交流できる場というのは貴重だしおもしろい体験ができるんです。単純におもしろいんですよね。
「BUNKA HOSTEL TOKYO」で感じた魅力
■誰でも入れる1階の「居酒屋BUNKA」
日本酒を中心とした飲食店が1階に入っています。冷蔵庫のラインナップをちらりと見たのですが、まだ飲んだことのない銘柄も結構ありました。わたしが日本酒が好きなのもありますが、外国人の方に気軽に日本酒を楽しんでもらえる場所が宿泊場所に併設されているのは結構うれしい。うん。
この居酒屋は宿泊者以外でも入れるので、ふらりと行って宿泊している海外からの旅行者の方とおしゃべりするというのも楽しそうなので、今度改めて行ってみようと思います。
■バンクベットが広くて出入りも快適
実際に泊まるバンクベットの内覧もさせていただきました。最近のゲストハウスはバンクベットを導入されているところも多いですよね。リーズナブルに宿泊できるのも魅力です。バンクベットのあるホステルにはわたしも何度か泊まったことがあるのですが、BUNKA HOSTEL TOKYOの特徴は、ベッドの入口が上下のベッドでは違う方向なんです。この形式は初めてみました。
バンクベットは普通は上下同じ方向に出入り口があるので、たまーに出入りのタイミングが重なってしまって「…あ…すいません…」みたいなあの感じがないんです。他の宿泊者を気にせず自由気ままに滞在できるのは、結構いいなあと感じました。しかも中も結構広めです。
このホステルのブランディング・アートディレクションはアーティストの高橋理子さん。「HIROCOLEDGE」というブランド展開されているプロダクトレーベルで、手ぬぐいや浴衣などのプロダクトを発表されています。ミュージアムショップなどで見かけますよね。新潟・北雪酒造のBUNKA HOSTEL TOKYO オリジナルのカップ酒のデザインもまたすてき。
BUNKA HOSTEL TOKYOの全ての館内を内覧できたわけではないのですが、全体的にシンプルでありながら無機質すぎず、空間にポイントポイントで色が配置されている印象を受けました。そして全体的に広くゆったりできるようなつくりになっている気がします。
宿泊予約も半数以上は海外の方だそう。いいなあ、こういう場所!世界中からの旅行者と東京に住む人が交わる場がこれからもっと増えていくといいなあ。今度はゆっくりと訪ねてみるのが楽しみ。
<Information>
BUNKA HOSTEL TOKYO
http://bunkahostel.jp/
武谷朋子(タケタニトモコ)でした :)